体育の日はオフ。
昨年同様、
宮城県でスポーツイベントの手伝いをしてきました。
今年は球技専用の芝生の素晴らしいグランドで開催。
ただスタジアムの横には、
ガレキの山が連なっておりました。
漁港だけに大漁旗がなびいております。
以前は地区対抗の運動会が開催されて、
大いに盛り上がったそうですが、
震災後は住民の方々もバラバラになってしまい、
開催できなくなったそうです。
そこで将来運動会を開催するために、
スポーツイベントを開催したのでした。
今回はサッカー、ラグビー、ハンドボールを、
それぞれ体験するというプログラム。
サッカーやバレーなどスポーツをやっている子どもや、
全くしていない子ども達が、
日本代表経験者と一緒に楽しみます。
サッカーでは地元ベガルタ仙台の選手が来てくれました。
サッカーやハンドボールやラグビーの元日本代表選手のプレーに、
子ども達は驚きと歓声を上げていました。
ワタシはいつも通り、
子ども達と一緒にギャーギャー言いながら、
走り回りました。
周りの人に「地元の人かと思ってた」と言われたほど、
お手伝いというより遊びに行った感じです(笑)
ハンドボール・ラグビーの元代表選手と、
一緒に食事をしながら、
いろいろな話をできました。
非常に面白かったのですが、
その話はまた今度。
宮城県と岩手県など、
被災地を車で回ってきました。
復興が進んでいる場所と、
あまり進んでない場所など、
地域差を感じました。
ただ昨年と比べた場合、
大きな差を感じることはありませんでした。
「復興」って何なんでしょうね。。。
どうなれば復興になるのか考えてしまいました。
↑
元々サッカー場だった場所です。
未だに海に浸かっています。。。
南三陸町では、
プレハブの商店街を見つけました。
Jリーグの各チームのフラッグが掲げられています。
よく見ると旗にはメッセージが書かれています。
あのレアル・マドリードもありました。
ワタシはそこで散髪。
髪を切ってもらいながら、
いろんなお話を伺いました。
元々、漁師の方に「大漁旗」を掲げて、
威勢もついて話題にもなっていたらしいのですが、
港が整備されて、漁に出ることになったため、
「旗を返して欲しい」と言われたとのこと。
勢いがなくなってしまうのではないかと考えた地元の人達は、
ネット上でJチームのサポーターに呼びかけたところ、
全国からメッセージ付きのフラッグが集まったそうです。
風で旗が傷んだりするため、
大事に使っているようです。
こんな形でもサッカーは役立つんですね。
勉強になりました。
まだまだ出来ることはありそうです。
東北サッカー未来募金も続いていますよ!
貢献しようと思ってついつい食べ過ぎたコーチより。
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