『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2012年10月9日火曜日

サッカーができること。

体育の日はオフ。

昨年同様、
宮城県でスポーツイベントの手伝いをしてきました。

今年は球技専用の芝生の素晴らしいグランドで開催。
ただスタジアムの横には、
ガレキの山が連なっておりました。


漁港だけに大漁旗がなびいております。
以前は地区対抗の運動会が開催されて、
大いに盛り上がったそうですが、
震災後は住民の方々もバラバラになってしまい、
開催できなくなったそうです。

そこで将来運動会を開催するために、
スポーツイベントを開催したのでした。

今回はサッカー、ラグビー、ハンドボールを、
それぞれ体験するというプログラム。

サッカーやバレーなどスポーツをやっている子どもや、
全くしていない子ども達が、
日本代表経験者と一緒に楽しみます。





サッカーでは地元ベガルタ仙台の選手が来てくれました。
サッカーやハンドボールやラグビーの元日本代表選手のプレーに、
子ども達は驚きと歓声を上げていました。

ワタシはいつも通り、
子ども達と一緒にギャーギャー言いながら、
走り回りました。

周りの人に「地元の人かと思ってた」と言われたほど、
お手伝いというより遊びに行った感じです(笑)


ハンドボール・ラグビーの元代表選手と、
一緒に食事をしながら、
いろいろな話をできました。
非常に面白かったのですが、
その話はまた今度。





宮城県と岩手県など、
被災地を車で回ってきました。

復興が進んでいる場所と、
あまり進んでない場所など、
地域差を感じました。

ただ昨年と比べた場合、
大きな差を感じることはありませんでした。


「復興」って何なんでしょうね。。。

どうなれば復興になるのか考えてしまいました。




元々サッカー場だった場所です。
未だに海に浸かっています。。。



南三陸町では、
プレハブの商店街を見つけました。

Jリーグの各チームのフラッグが掲げられています。



よく見ると旗にはメッセージが書かれています。

あのレアル・マドリードもありました。



ワタシはそこで散髪。
髪を切ってもらいながら、
いろんなお話を伺いました。


元々、漁師の方に「大漁旗」を掲げて、
威勢もついて話題にもなっていたらしいのですが、
港が整備されて、漁に出ることになったため、
「旗を返して欲しい」と言われたとのこと。

勢いがなくなってしまうのではないかと考えた地元の人達は、
ネット上でJチームのサポーターに呼びかけたところ、
全国からメッセージ付きのフラッグが集まったそうです。

風で旗が傷んだりするため、
大事に使っているようです。


こんな形でもサッカーは役立つんですね。
勉強になりました。
まだまだ出来ることはありそうです。


東北サッカー未来募金も続いていますよ!





























貢献しようと思ってついつい食べ過ぎたコーチより。



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