『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2019年11月25日月曜日

プロっぽいGK(笑)

日曜日は4B大会。
仁川初の女子チームと3年生Boyzチームが参加。

女子チーム。
1年生から5年生までの10人が参加。
いつもは異なる学年で練習している彼女らが、
「女子」というカテゴリーで1チーム作ります。

個人的には「女子」ということだけでチームを構成することに違和感があったのですが、
今月の兵庫県の女子大会を観ていて女子同士のサッカーで化学反応する選手もいて、
この大会で変化が出てくる選手が出てくることを期待していました。

キックオフ後はなかなか頑張っておりました。
ただ個人個人が力を出し切っている感じ。

後半は相手メンバーも入れ替わり、
バーションアップしてきました。
相手の攻勢が強まることで、
失点も増えてきます。

普通なら(男子チームなら)下を向いてシュンとなるところ。

涙を流しながらプレーする選手、
味方に注意する選手、
痛みを我慢しながらやり切る選手、

悔しさを源泉にやり切る強さを、
いつもとは違って彼女達は見せてくれました。

負けはしたものの、
いつもの負けとは違う風景で、
意味ある勝敗でした。



午後は3年生Boyz。

1回戦。
負けるとコーチ陣が2試合レフリーすることになります。
「わかってるやろな!」と意味不明な指示が飛び、
何となく頑張らなければいけない雰囲気が彼らを包みます(笑)

この日、初めてフォーメーションを組みます。
事前告知はしていなかったのですが、
そんなに驚く様子もありません・・・(チェッ)

こうしたらこうする。
あぁなったら、こうする。
細かい指示が飛びます。

素直に聞いていますが、
わかってのかいな・・・って感じ。

「後はみんなで作戦練っといてネ」

テキトーな指示に、
真面目Boyzは真剣に話し合います。

内容は聞きませんでしたが、
試合が始まると、
よく話し合っていることがわかり、
コーチの意図も理解している内容でした。
さすが真面目チーム(笑)
サッカー好きが揃っているだけに、
戦術理解度も高いことがわかりました。



2回戦。
これまで未勝利の売布さんが相手。
押されっぱなしかなと思いましたが、
まずまずの出来。

ハーフタイムで、
みんなで勝利を掴み取るぞ!と
指示しましたが、
素直で力強い眼差しで頷いておりました(笑)

2年生のK君の鼻血出ても頑張る姿。
<6>の周りへの指示、<14>の底なしの頑張り、
<7>の我慢の攻撃的ディフェンス、
左足が使えない<2>の必死さ(笑)、
攻めたいけど我慢する<5>(笑)、必死にアタマと身体を使う<8>
コーチの指示を意外にできた<10>(笑)
<15>もゴールキックは練習の成果が出ていました。

みんなよく頑張りました。

だけど結果が出ませんでした。
悔しい気持ちが試合後の彼らの表情に表れていました。

1試合目途中出場の<16><17>はいいチャレンジとともに、
ボールを奪われた後の切り替えの速さで、
ピンチを救っていました。
ボールコントロールが身につくと、
きっと素晴らしい選手になることを感じました。

まだまだこのチームにはポテンシャルがあることを感じた2人のプレー。
負けて悔しがっているだけでは、
2試合目出場できずに悔しがっているメンバーに、
レギュラーを奪われる可能性がありそうです。

これこそが、このチームの伸びしろ。

みんな!ガンバレよ!

きっと上手く、強くするゾ!
コーチも心に誓った一日となりました。


宝塚協会の皆さま、
対戦いただいたチームの皆さま、
ありがとうございました。

保護者の皆さま、
寒い中、長時間お付き合いいただき、
ありがとうございました。


3年生のPKのGKは<6>に。
細かく指示しましたが、
真面目な顔で「わかってるわ!」という表情で頷きます。

まさにプレミアリーグのGKのようなプロっぽい動き!
お見事な動作に「アイツ、TV観すぎや(笑)」とベンチでは話題になっていました。

サッカー観ることは大事やね。
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それはそれは負けて悔しくてまたも眠れなかったコーチより。
(頼むから寝せてくれ)

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