『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2011年7月31日日曜日

今日は交流試合

試合の合間に休憩。
気持ちがいい、最高の環境です。
ちなみに、第一試合は負けました。
チャレンジしている選手、そうでない選手の差が大きいですな。

2011年7月30日土曜日

花火大会

豪華な夕食の後は、
花火大会。
夕食はたっぷりで心配しましたが、
多くの選手が完食しました。
素晴らしいことですが、
ワタシも完食したことは、
嘆かわしいことです。

本日の練習終了!

ただいま、練習が終了しました。
今からランニングで宿舎に帰ります。
ワタシ自身がたどり着けるか、あまり自信がありません。
夕食に向かってGO!

見学

となりのグランドで、宮間選手が練習しているのを見学。
彼女のシュートに「オォ〜!」と感嘆しております。
確かに上手い!

ウソ

ホントはこんな感じでした。

お昼寝中

午後の練習の合間に、
お昼寝をしました。
芝の上で気持ち良さそうに寝ていました。
偶然、人文字のようになっていました。
寝ている時のチームワークは抜群です。

昼食中

午前中の練習を終えて昼食中です。
人工芝の素晴らしいグランドでした。
楽しそうにボールを蹴っておりましたが、慣れない人工芝のせいか、もう一つです。
今のところ、みんな元気です。

お宿に到着。

美作に着きました。
ちょっと蒸し暑いです。
部屋割りも終わりました。
選手を差し押いて、涼しそうな部屋に荷物を置いた身勝手コーチです。

今日から夏合宿!

今日から夏合宿です。
神鍋同様、コマ目に実況してまいります。

まずはアタマの体操から。

2011年7月29日金曜日

サッカーは心理戦

火曜日は午後から会社を休み、
平日練習に参加しました。

Tコーチの指導の元、
【とにかく走る】を自分のテーマに、
【練習】しました(笑)

その後、月曜日に放送された

『NHKスペシャル なでしこジャパン世界一への道』

を観ました。

決勝戦の120分の激闘を、
様々な選手のインタビューを通して、
振り返る番組です。

試合開始直後のアメリカの圧倒的な攻撃を凌いで、
落ち着きを取り戻す日本代表。

120分で起こった流れをどのように作ったかを、
分析しています。

アメリカ代表のワンバク選手にもインタビューしておりました。
彼女の言葉で印象的だったのは、

『サッカーは心理戦』

まさに120分の心理戦だったと思います。


数ある「なでしこ特集」の中でも、
さすがNHK!という面白い番組でした。

再放送も終わったようですが、
BSでもう一回くらいやるように思います。

明日の合宿バスでも観られるようにしたいのですが、
高学年向きかもしれませんね。


明日からは夏合宿!
楽しく、熱く、サッカーできればと思います。


まだ仕事が残っているコーチより。

2011年7月26日火曜日

練習中の声

世界一になった「なでしこ」の話題で、
先週は溢れかえっておりました。

日曜日のINAC戦には1万7千人の観客が集まったとのこと。
これは土曜日におこなわれたJリーグの試合を大きく上回っています。
(ガンバ vs ジュビロ  :万博 11,364人)
(セレッソvs エスパルス :長居 11,254人)
(マリノスvs ヴィッセル :日産 15,402人)

前の試合が500人程度だったことを考えると、
「世界一」の効果は絶大です。

ワタシの周辺でも「初めて女子サッカー観に行く」という人もいれば、
「初めてサッカーの試合観に行く」という方もいらっしゃいました。

メディアでの話題が続くことは難しいと思いますが、
女子サッカーの人気向上のきっかけにはなるんでしょう。

ちなみに、
宝塚・仁川SC4年生チームの女子体験希望者は0人・・・(もちろん男子もゼロ)
なでしこフィーバーの
恩恵にあずかることはできませんでした(笑)
(まだ、これからかもネ)

引き続き、

”アナタが目指すのは
澤選手?宮間選手?鮫島選手?海堀選手?”

今ならどのポジションでも選び放題!
お一人様限定!
即レギュラーキャンペーン実施中!

でございマス!

10人の選手が揃う、このチームならではの、
お一人様限定の「即レギュラー」というプレミアム・サービス! (ホント!)

最高の攻撃陣が素晴らしいパスであなたのゴールを演出します! (ウソ)



おバカな話はこのくらいにして・・・

JFA-TVに、
優勝する前の「なでしこ」の練習の模様が放送されていました。

練習中の声がよく出ています(当たり前ですが)

来週は芝のグランドでのトレーニング。
カッコよく練習するためにも、
これくらい声を出したいもんです。

ご参考まで。。。


一中は阪神大会の2回戦で惜しくも敗れたようです。
相手は報徳学園さんだったとのこと。
キッコロ君など中三メンバーはいたのでしょうか?

一中は新チームに向けて新たなチーム内競争が繰り広げられるのでしょう。
みんな、レギュラー目指して頑張ってください!



マジメにメンバーは随時募集中!ですヨ!コーチより。

2011年7月24日日曜日

夏合宿、暑そうですゾ!

日曜日は午前中河川敷で練習でした。

が、久しぶりにお休みをいただきました。

なんだかんだで岡山に行く用事があり、
津山市に向かいました。

<<<11>>>の学校行事でしたが、
ワタシは参加せずに作陽高校の2年生の練習を見学。


ボールポゼッションをテーマにした練習だったのですが、
鬼ごっこが名物のチームだけに、
ボール回しの練習もユニークでした。

ワンタッチでボールを回しながらの鬼ごっこ。。。

言葉でいうと簡単ですが、
なかなか難しそう。。。
ちょっとレベルダウンすれば4年生にも使えそうな練習でした。
(合宿でやってみるか・・・)


午後からは久しぶりに<<<11>>>のゲームを観ました。

今の高一の宝塚FCメンバーのプレーを、
さらに濃縮したようなサッカー。

細かいパスワークでビルドアップ、
アタッキング・サードも人数を掛けて崩しきって得点する。

背の高さを超えるようなパスは、
ほとんどありませんでした。

「ワンタッチでのプレーを準備!」

ボールを持っている選手が選ぶかどうかは別にして、
周りの選手が常にワンタッチでもらえる準備をする。。。

そんな指示が多く飛んでいました。

<<<11>>>は攻撃時の動きは悪くありませんでしたが、
連続性がなかったと思います。

連続的に動くことでもっとボールに、チャンスに
絡めるようになると思います。



来週は津山市のお隣、美作で夏合宿です。

山の中なので多少涼しいかと思っておりましたが、
かなり暑かったです。

いつもと変わらない熱中症対策が必要だと思いました。
合宿のシミュレーションになる、いい視察になりました。

他の【ほんまそれ】の試合を観たくなってきました。
<<<14>>>や<<<15>>>の試合などは
チームサイトチームブログでチェックしていますが、
また試合情報(陸上、ハンドボール、新体操も可)あれば教えてください!


サッカー部の部長さんにアイスクリームもらったコーチより。

2011年7月23日土曜日

無駄にはならんゾ!

午前中は良元小で練習。
夏合宿のリフティング大会に向けて
リフティングの練習をしました。

練習している選手、
そうでない選手がハッキリしておりました。

夏休みも始まり、
ボォ~としていてはイカンですな。

その後は、
シュート練習とキック練習を中心にしました。

2対2の練習では、
パス、シュートともに、
丁寧なプレーが目立ちました。

思いやりのあるパスを受けて、
決めるべきところは決める。

いいプレーでした。

3年生との試合では、
いいチャレンジがたくさんあったと思います。

<3>の積極的なオーバーラップがよかったと思います。


午後は仁川小で練習。
午前中欠席していた選手も揃い、
4年生10人が勢ぞろいしました!

なんと約5カ月ぶり(笑)!

けが人の連鎖でしたが、
ようやくみんな揃いました。

今年最後かもと思い、
記念写真を撮りました(笑)


最後のゲームは疲れがでていましたが、
良く頑張ったと思います。
<2><3><5><6>は、
最後まで足を止めませんでした。

苦しい練習は、
無駄にはなりません。


一歩一歩前に進みましょう。



夕方はフットサルの北摂大会を観戦。

ギリギリ、5年生の最終戦に間に合いました。

6年生を相手でしたが、
1点を返してからは、押し込むシーンが多く見られました。
(RE君のプレーは素晴らしかったですな!)
来年に繋がる試合だったと思います。


明日はお休みします。
暑そうですが頑張ってください!


こりゃ足がつるような気がするコーチより。

2011年7月18日月曜日

秋への準備

なでしこジャパンの劇的勝利から数時間後、
北摂サマー大会のお手伝い&観戦をしてきました。

準々決勝はどしゃぶりの中でおこなわれました。
徐々に雨は弱まってきましたが、
ピッチコンディションは良いものではありませんでした。

優勝は多田少年さん、
準優勝は長尾ウォーズさん、
3位は有岡さん、伊丹少年さんでした。

決勝トーナメントに相応しく、
全ての試合が一進一退の好ゲーム。

「好ゲーム」と書くことは簡単ですが、
球際の激しいプレーの積み重ねです。

技術や能力の差もありますが、
何よりも「ボールへの執着」の差が大きいように感じました。

今までと同じようにやっていては、
この舞台に立つことも許されないように思いました。


雨の中での試合に敗れたチームには、
悔し涙を流す選手が多くおりました。

その悔しさをバネに秋に向けての準備を始めるのだと思います。

勝負の夏ですな。

まずは、一人一人のレベルを
しっかり上げていきましょう。


HSコーチ、審判お疲れさまでした。


たいして何もしてないのにドロドロだったコーチより。

なでしこ!おめでとう!

なでしこ!
世界一おめでとう!

あきらめずに戦う姿は、
日本サッカーに勇気を与えてくれました。

なでしこ目指す女の子!

仁川SC4年生チームなら
いつでもレギュラーです!

入部お待ちしております!

こんな試合あるんやねと驚いたコーチより。

2011年7月17日日曜日

サッカー三昧。

今日は朝からサマー大会の準備。
準備が終わり河川敷グランドで練習しました。

人数が少なかったせいか、
ややバテ気味。

ボール回しでも、ゲームでも、
ボールばかりをボォーとみているシーンが多かったと思います。

もうひとつチャレンジが少なく、
面白くないトレーニングになってしまいました。

もったいないですな。。。


昼食をサマー大会の会場でとりました。
4年生の北摂レベルのプレーを感じました。

やってやれないプレーではないと思います。
やろうとしているかどうかですよ。


午後からは県立西宮高校で練習試合を観戦。

<<13>>は余裕がないプレーが目立ちました。
自分で時間を作れるようなポジショニングと体の向きを
もっと意識すべきだと思いました。

相手の高校生チームには、
高一のSAK君やKINOP君やHAY君がおりました。
久しぶりにSAK君のプレーを観ました。
まだまだチームに順応していない感じでしたが、
スピード感とテクニックはさすがでした。

中三のDOちゃんのプレーも久々にみました。
背が高くなっていましたね。
最後の公式戦に向けて準備をしているようです。



夕方からは仁川小で1~3年生の試合を観戦

3年生は上手になりましたね。

AK君のガッツ溢れるプレーや、
RYO君のしなやかなドリブル
が目立っておりました。

ほかのメンバーの成長も感じました。
これからに期待です!

2年生も元気いっぱいでした。
急成長をしている選手もいました!
人数も増えてこれから強くなりそうです。
GKのSHU君のガッツポーズもなかなかでした!

1年生の試合も初めて観ました。
必死にボールを追いかけているプレーは、
サッカーの初心ですな。
GKの選手が上手でしたネ!



暑いながらも楽しい一日でございました。

今日の夜は「なでしこ」の決勝戦!
日本サッカーにとって世紀の一戦です!


明日もサマー大会に行くコーチより。

2011年7月16日土曜日

明日は気持ちよく!

暑いですなぁ~~~

今日は午後から仁川小で練習。

熱中症対策もあり、
頻繁に水分補給と体温調整をしていますが、
ワタシが練習に参加すればするほど、
その間隔はドンドン短くなっていることに、
なんとなく今日気付きました。

新しいドリブル練習になり、
少しづつですが慣れてきていますね。

1対1の練習では、
いいフェイントがたくさん出ていました。

3年生とゲームをしました。
<13>がいいドリブルを見せていました。
明日は5年生のゲームに参加しますが、
自信を持って臨んでください。

序盤はいい連係やいいチャレンジをみせていましたが、
だんだん押し込まれて疲れが見えはじめると、

ボールを持っていない人のサポートが遅れ始め、
ボールを持っている人は余裕がなくなり、
無理なプレーが増えてきて
ボールを奪われる

という悪い流れになってきました。

最後の4対4のミニゲームでは、
気持ちはこもっていましたが、
まだまだ慌てるプレーが多かったと思います。

明日も午前中練習です。
ゆっくり体を休めてきてください。


そうそう。
先週、いつも使っているワタシ個人用のビブスが、
やや汗臭かったと思います。

洗濯することを忘れてしまい、
内心「しまった!」と思いましたが、
「汗を出す奴が悪い!」と開き直りました(笑)

今日シュート練習するときに、
ビブスを出したら、
鼻が曲がりそうになるくらい、
臭くなっておりました。

そう、先週も洗濯するのを忘れたのでした。。。

さすがに今日は使いませんでした。。。
どうもスミマセンでした。

既に洗濯を終え、
先ほど干し終えました。

明日はビブスを使いますが、
あまり汗をかかないように
お願いいたします(笑)


洗濯の時も鼻が曲がりそうになったコーチより。

2011年7月15日金曜日

ホンマにどうでもいいことですが。

スウェーデン戦も観てません。

書く時間がないので、
今日食べたランチの写真でもアップしときます。
週に一度は食べてます。
ロールキャベツは絶品です。

どうでもいいことなんですが。

カロリー過多気味なコーチより。
(明日の練習はランニング中心になる予定です)

2011年7月11日月曜日

倒れても倒れても。

土曜日の夜は早めに寝て、
なでしこのドイツ戦に合わせて起きました。

ワールドカップ2連覇中の強豪ドイツに対して、
堂々とした戦いでした。

序盤から鬼プレスを仕掛ける日本。
豊富な運動量でしたが、
後半までもつかどうか不安でした。

ハイボール中心のドイツに対して、
ついつい対抗してしまいそうでしたが、
あくまで「なでしこサッカー」をやり抜いていました。

中盤の澤選手と阪口選手が、
揺れそうな「なでしこ」の体力と精神力を
しっかり支えたゲームでした。

特に澤選手はスゴイですね。

攻める時には前に進み、
攻められた時には戻り、
倒されれば立ちあがり、
体を張ってプレーする。

当たり前のことを前後半・延長と、
世界チャンピオン・ドイツ相手に、
淡々とやり続ける。

技術・体力・判断・精神力、
すべてにおいて世界トップクラスで、
チームを背中でグイグイ引っ張ります。

どの日本人選手にもないような凄みを感じました。


こないだ「FOOT × BRAIN」でなでしこの安藤選手が言ってましたが、

「男子は倒れた時に自分で『×』(替えてくれ)と言う」

と指摘していました。

「女子ではありえない」というこの根性は、
女子だからなのか、
単に男子日本代表が根性ナシなのかわかりませんが、
その言葉通り、澤選手がプレーで示してくれました。

本当に感服いたしました。

準決勝はスウェーデンになりそうですね(観戦中)

もしかしたら・・・という夢を感じる試合でした。
次の試合も楽しみです。


久々に起きてよかったと思ったコーチより。

2011年7月10日日曜日

よくなってきました。

午後から良元小で交流試合をおこないました。

第一試合 2-3 御所川
第二試合 0-7 夙川

テーマは「話し合い」「ターン」

ゲーム中にいろいろな話をする姿を見ることができました。

スローインなど空いた時間の話し合い、
ミスが起きた時の声の掛け方、
その時に合わせた話し合いをしておりました。

ターンもいろいろなターンをチャレンジしていました。
失敗して失点するシーンもありましたが、
チャレンジしたからこその「進化のための失敗」です。

多くのチャレンジがあったのが今日の成果でした。

多くのチャレンジをしている選手、
なんだか「いつも通りのプレー」をしている選手、

夏の間に大きな差がでてくると思います。

秋に向けて、
自分を進化させてください。


対戦いただいた御所川、夙川の皆様、
お越しいただきありがとうございました。
良い経験ができました。
今後ともよろしくお願いいたします。

保護者の皆様、
暑い中でのお世話・応援、ありがとうございました。
秋に向けて多くの選手がチャレンジしているのが
ここ最近の成長です。
今後とも「懲りず」によろしくお願いいたします(笑)


暑くて写真を撮るのを忘れたコーチより。

2011年7月9日土曜日

ナイスチャレンジ!!

午前中の暑さは半端ないものでした。
良元小で練習したのは4年生のみ。

先々週もそうでしたが、
午後よりも午前中の方が日差しが強いように思います。

広いグランドで4年生7人で練習。
まずは変則鬼ごっこ。

サッカーでもそうですが、
ボォーとしている時間が多かったです。

ドリブル練習の後はシュート練習。

<6>が気持ちの入った彼らしい素晴らしいシュートを
たくさん見せてくれました。

その後のミニゲームでは、
<3><11>がバランスのいいプレーを見せてくれました。
<11>のトラップは素晴らしかったです。


午後は少し遅めで練習開始。
パス練習から始めました。

<11>のファーストタッチ、
<9>のパス、
<5>のボールキープ、
<13>の攻守の切り替えが良かったと思います。

多くの選手のチャレンジを見ることができました。

その後は最近取り組んでいるスペースを使ったゲーム。
3週目にしてようやく面白いプレーが出てきました。
もう少しですな。

最後のゲームには、
中学生も入ってもらいました。

一中のみんなありがとう!

ホンマに暑く、
写真を取る余裕もありませんでした。

明日は試合、
体をゆっくり休めて、
多くのチャレンジをしてほしいと思います。



一中のサッカー部の面々が練習にきてくれました。
午前中の3位決定戦は、
見事勝利し、阪神大会への切符を掴んだようです。

ココからが勝負ですよ!

是非とも県大会出場目指して、
力を出しきってほしいもんです。

一中サッカー部のみんな!
頑張ってください!


クタクタコーチより。

2011年7月7日木曜日

世界トップクラス?

U17、女子ワールドカップで活躍する日本代表。

何よりもショートパスを繋ぎながら、
ポゼッションを高めながら、
個々が連携しながら攻撃する
「日本らしいサッカー」を体現しているところが、
国内で絶賛されています。

これはこれで素晴らしいのですが、
なんだか「日本らしいサッカー」が定着してきたような感じさえします。

そんな中で読んだ本です。

本田にパスの36%を集中せよ―ザックJAPANvs.岡田ジャパンのデータ解析 (文春新書)
本田にパスの36%を集中せよ―ザックJAPANvs.岡田ジャパンのデータ解析 (文春新書)森本 美行

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サッカーの試合のデータベースを作っている会社「データスタジアム社」の元社長が、
昨年の南アフリカワールドカップを中心に日本代表の試合を分析した本です。

予想以上の活躍をした日本代表ですが、
ワタシがショックを受けた事実が2つありました。

○パス成功率 出場32か国中32位
U17や「なでしこ」のサッカーとは全く異なるような結果です。
トップはスペインの80%、日本代表は60%です。
ショートパス(15m未満)、ミドルパス(15~30m)、ロングパス(30m以上)など、
どのパスの長さにおいても、日本のパス成功率は全てビリです。

○1試合あたりのクリア数→32か国中1位


32カ国中トップなのはなんと「クリア数」
1試合あたり38.31本です。
最もクリアしない国はドイツで18.75本ですから、約半分です。
日本代表の1試合当たりのパスの本数は285本ですから、
7本に1本はクリアということです(涙)
これもジュニア世代からの「練習の成果」でしょうか(笑)
明らかに安易なクリアが多すぎですね。





こうやって2つのデータを見るだけで、
日本代表がどんなサッカーをしていたかがわかります。


データをみることで気づかされることもあります。
例えば「昨年のJリーグで瞬間最速で走った選手」というのがあります。

いろんな快速選手がいる中でのトップは、
意外にもアントラーズの小笠原選手。

そのスピードは35.1km。
そんなに速くはないのですが、
「ここ一番!」という時に一気にスピードを上げてるんでしょうね。



このデータスタジアム社、
日本代表でも試合分析や相手チーム分析にも使われていますし、
Jリーグでも選手の評価などに使われているそうです。

1試合で2000~2500種類のデータを8時間かけて入力するという
膨大なデータベースです。

クラブだけが使うのではなく、
TV番組などが上手に使いながら、
サッカーをより深く分析してほしいなぁ~と思うのでした。

「本田にパスの36%を集中せよ」という題名が、
あまりにイケてなく、膨大なサッカー本に埋もれそうな感じですが、
サッカーオタクな方には是非オススメな良書でした。


ご一読を!


仁川SC4年生の試合も分析してほしいコーチより。

2011年7月5日火曜日

ここからが進化の始まり

女子ワールドカップやU17ワールドカップなどで、
日本代表が面白いサッカーを見せてくれています。

U17日本代表は準々決勝でブラジルと対戦。
2-3で敗れたものの、
自分達のサッカーをやり抜いての善戦。

称えられるべきベスト8という結果だと思います。

ブラジル戦の吉武監督のコメントがサッカー協会のサイトに掲載されています。

「今回の「94ジャパン」特有の要因があるとしたら、選手が自立していったことかもしれない。コーチもこれに時間を費やしてきた。自分たちでサッカーを組み立てる、自分たちでピッチ内の問題を解決する、サッカーでは当たり前の能力を、ディスカッションをしたり、映画を見るなどしたりして、高めることに努めてきた。」

自分たちでピッチ内の問題を解決するという
サッカーでは当たり前の能力

もはや「サッカーの技術」と言ってもいいほどの、
この能力をサッカー以外の「ディスカッションや映画を見る」などで
高めようとしたというのは面白いですね。

その模様を見たかったです。。。
(サッカー勉強会に生かしたい・・・)

個々の能力や技術においては、
まだまだ大きな差がありましたが、
王国・ブラジルとの試合で、
自分達のサッカーをやり抜いて点を取り、
敗れて涙を流すというのは、
これまであまりなかったシーンだと思います。

監督や選手のコメントなどを見ていると、
本当にいいチームだったんだろうなぁ~と感じました。


そういう意味においては「日本のU17は進化」したのでしょう。


ただ日本サッカーの最大の課題は17歳からの育成です。

wikiに歴代のU17日本代表のメンバーが出ていますが、
現在のA代表メンバーは数えるほどで、
U17とA代表が繋がっていないのは一目瞭然です。

これからの彼らの成長こそが、
日本サッカーの進化だと思います。

そういう意味でU17日本代表のメンバーが、
オリンピックやA代表でブラジルと戦うところを観たいですね。


明日は早いけど書かずにはおれんダメリーマンコーチより。

2011年7月3日日曜日

久しぶりの・・・

土曜日の午前中は、
中体連の宝塚予選を観戦しました。


まずは一中の初戦。
試合を支配しているもののチャンスがなかなか作れない展開でした。
幅を使いきれていない感じがしました。

中二のCHI君が先制点シュート、
後半にはお得意のヘディングシュートで追加点。
なんとか勝ち切りました。
(相変わらず、上手いなぁ)

<<24>>はサイドバックで前へ出ようと試みていました。
チャンスと思えば自分で判断してもっとチャレンジしてもよかったと思います。
強引なまでに前へ出ていく彼らしいプレーを、
見たかったところです。
(年々無くなっているような気もしますが・・・)

続いてはトップで出場した<<23>>の試合を観戦。
ボールの動きに振り回され、
プレーに意図を感じませんでした。
アタマを使っておりませんな。。。
自分が出来ること、やるべきことを、
考えて試合に臨むべきですな。



午後は仁川小で練習。
<7>がケガから復帰しましたが、
安全を考えて【別メニュー】ではしゃいでおりました(笑)
チームのムードメーカーが戻ってくると、
雰囲気が変わります。

ドリブル練習のメニューを一部変更しました。
先週の大会の課題を考えてのことです。。。

その後はターンをテーマにした練習。
多くの選手のチャレンジがありました。
<5>が特に熱心に取り組んでおりました。

どれでもいいので、
ひとつ自分のものにしてほしいですな。


ミニゲームは先週に引き続いての変則ゲーム。
パスが繋がれば1点ですが、
味方からのパスが出てから走ってしまいます。

<9>はいいタイミングで声を出しながら、
味方のパスを信じて走っていたのが、
素晴らしかったです。

夜はコーチ会議。
さぁ出発!と思ったら自転車がパンク(涙)
修理をしていたら遅刻してしまいました。


日曜日。
4年生の練習はお休み。
久々にゆっくりとした時間です。

午前中は一中の試合を少し観戦。
土曜日の試合よりはいい感じでしたが、
相変わらずチャンスが少なく、
行き当たりばったりという試合運びでした。


前半終了後に移動。
伊丹市内でおこなれていた、
<<5>><<13>>のトップリーグの試合を観戦。


センターバックで出場していた<<13>>。
的確なプレーで相手のチャンスの芽を摘んでおりました。

ボールを持った時の視野がまだまだ狭いと思います。
味方に繋ぐのか、一気にチャンスを作るのか、
もっと選択肢を増やした方が良いと思います。


久しぶりに【ほんまかいな】の試合を観ました。
試合にでている人、ベンチにも入っていない人、
今の現状はさまざまです。

現在の自分のポジションで、
必死に頑張っていそうな人もいれば、
何も考えずにボォー~と座っている人、
現状に満足していそうな人など、
取り組んでいる姿勢もさまざまです。

せっかく一生懸命サッカーしているのであれば、
【自分の長所】をもう一度見直して、
そこをしっかり伸ばすべくトレーニングを積み、
もっともっと上を目指して、アピールしてほしいと思います。


こないだ4年生に「プロのサッカー選手になりたい人」という質問をしたら、
多くの選手が手を挙げました。  (これはこれで驚きでしたが(笑))

キミ達もそうだったはずです。
その時の気持ちを思い出して、
夏の厳しい練習に取り組んでほしいもんです。



久々のゆっくりとした夏の日曜日を
クーラーを入れてぽやァ~としている他人に厳しいコーチより。

2011年7月1日金曜日

ガンバレ!若き日本代表!

メキシコで開催されているU17ワールドカップ。

グループリーグを1位突破した若き日本代表は、
ベスト8を賭けたニュージーランド戦にのぞみ、
見事に6-0で大勝しました。
(↑ダイジェスト)

夜に録画放送されていましたので、
観戦しました。

先制点を取るまでの20分間は、
やや日本が押しているものの5分の戦いだったように思いました。

前半20分の石毛選手のゴールは多分クロスなんでしょう。
でも、1点は1点。

ラッキーなゴールでしたが、
この1点がこの試合の明暗を分けたと思います。

この後、ニュージーランドのディフェンスは、
ボロボロの状態になりました。

どこでプレスを掛けるのか?
どう攻めるのか?

各選手がバラバラに動いている感じです。

そんなニュージーランドに対して、
淡々と自分達のリズムで攻め続ける日本。

中学生を相手にしているような感じで、
ドンドン点数を積み重ねて4-0となりました。


後半。
諦めないニュージーランドは、
前線からのプレスを強めていきます。

日本代表にミスが目立ち始めます。
サポートの遅さやチーム内の意思統一不足が原因でしょう。

相手が前掛かりになっているからこそ、
ゆっくりポゼッションを高めたかったところです。

結局、前半とは全く違う動きになりました。

代表とは言え【17歳のサッカー】

若々しいプレーではありますが、
【サッカーの技術】を感じないプレーが多かったのも事実です。
(これは前回大会でも感じたことです)


ボールキープにおいては、
本当に上手い選手ばかりですね。


「これからの日本のサッカー」を、
彼らなり体現しているところは、本当に素晴らしいと思いました。
磨くべきところがたくさんある、大きな原石のような選手達です。


シュートの精度がやや低い感じはしましたが、
高い技術でどこまでブラジルに通用するのかが楽しみです。

【追い込まれた状態】でどこまでやれるか?

この辺を観てみたい楽しみな試合です。


明日も仕事なんだから早く寝ればいいのにコーチより。