『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2012年2月24日金曜日

満足するなよ・・・

昨晩はU23の五輪予選を観戦。

何より結果が求められる大事な試合で、
4-0というスコアで勝ったことは大きな成果です。

ただ試合内容はかなり酷いものだったと思います。

トラップミス、パスミスを連発してしまい、
ピンチになっていました。
失点に繋がらなかったのは、
相手の攻撃力の問題だったと思います。

相手と比べて明らかに技術レベルは高いはずなのに、
ミスをカバーするためのファールを犯してしまうシーンが多くありました。

気持ちは熱くなりながら、
冷静にプレーして、
自分の力を出し切る。


酒井選手や扇原選手などを除き、
ほとんどの若き将来の日本代表の選手達には、
まだまだ備わっていない能力です。

試合後のコメントも、
点差ほど余裕のないものばかり。

あんなシリア戦の次の試合。
キッチリ結果が出たので、
気持ちが緩んでいるんでしょうが、
その辺がこのチームの弱さですね。

出場権を獲得したわけでもないのに、
全体的に満足感が漂っている感じです。




今年の年始に小倉会長は、
五輪でのメダル獲得を目標に据えました。

あんな試合をしていては、
メダル獲得どころか、
ロンドンに恥をかきにいくようなもんですな。。。

こんな状態で出場権を獲得してしまうと、

日本サッカーとして、
全く反省のない予選になってしまいそうです。


扇原選手は素晴らしかったですね。

こないだちょっと練習しましたが、
トラップ前にちっちゃくステップをして、
よりスムーズなプレーになっていました。


しっかりしたポジショニングと多様で正確なキックで、
最終ラインと前線をつなぐ重要な役目を、
継続的に果たしていたと思います。

ベロンのようなプレーでしたね。

(扇原選手は知らんでしょうが)


酒井選手も一人次元が違っていましたね。
海外で揉まれて自信が溢れている感じでした。


A代表の弟分としてのU23としては、
それぞれの選手に期待できるのですが、
五輪という舞台があるので、
チーム全体として物足りなさを感じるんでしょうかね。


兄貴分のA代表の試合に期待です。


テレビを観ながらブツブツ文句を言っていたコーチより。

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