『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2013年6月19日水曜日

「負けられない戦い」とか言ってないで・・・

コンフェデ、全チーム登場しましたね。
得点してないのは日本だけだそうです。
ゴールを決めたかというよりも、
参加チーム中でも最も印象の薄いチームのような気がします。

スペイン vs ウルグアイを観戦しました。

圧倒的なポゼッションで試合を支配するスペイン。
前半序盤のポゼッションは86%!

ただボールを支配するだけでなく、
「相手にボールを持たせないように鬼プレスを掛ける」を実践しないと、
不可能な数字です。


前半に2点入れたものの、諦めないウルグアイ。
スアレス、カバーニのツートップでチャンスを作ろうと必死です。
さらにフォルランを投入し、必死のパッチ。

球際のプレーも激しくなりファールやシミュレーションも増え、
主審の西村さんにとってはかなり難しい試合になってきます。

スタジアムのお客さんも、
スペインのパスワークに驚きの声を上げながらも、
最終ラインでのパス回しにはブーイング。
世界チャンピオンに対しても厳しい目を向けます。



何が起きるかわからない雰囲気がスタジアムを包みこんでいます。
0-2でも日本代表のブラジル戦とは大違いです。

終了間際にスアレスが自分で得たフリーキックを、
見事なキックでゴールを決め、1点差。

一気にスタジアムが盛り上がります。
スペインも必死に逃げ切りをはかります。

そこに「パスサッカー」とか「カウンター」とかではなく、
「勝利に向けて必死に戦う」2チームの姿だけがありました。




ブラジル戦での日本代表には、
最後まで必死に戦うという、
基本的な姿に欠けていたと思います。

日本らしさとか、
パスサッカーとかではなく、
まずは「最後まで勝利を目指す姿」を、
しっかり見せて欲しいと思いました。

サポーターやメディアも、
「負けられない戦い」とか口先だけで言うのではなく、
下らない試合に対しては、厳しい眼を向けるべきだと思いました。


明日はイタリア戦。
会社サボって観るだけの試合を・・・(笑)


明日はイタリア戦があるので会議が中止になる有難い会社に勤めるコーチより。

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