『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2014年5月18日日曜日

根拠のない自信が招くもの。

7時半頃に丹波に到着した時は、
肌寒かったのですが、
陽が高くなるほどに、
夏の日差しになってきました。

京都の暁さんにご招待いただいた大会の
2日目に参加しました。

3試合やって2勝1分で、
下位リーグでカップをいただきました。

が、全体的には低調な内容。



<<15>>と<<18>>のしぶとく、クレバーなディフェンスばかりが光っていました。

困っても困ってもひたすら守り続け、
誰に相談することなく耐え忍ぶ2人・・・(笑)

クレバーな鋭い読みが持ち味ですので、
もう一歩進んで「なぜ、こんなに攻められているのか?」を考えて、
周りを巻き込んで対応できればベストでした。

3試合目の<<18>>のオーバラップからの落ち着いたシュートはお見事でした。



攻撃では<<8>>の好調さが目立っていました。
左サイドでボールを奪ってのドリブルからのマイナスパス、
逆サイドへのアーリークロスなど、
いろんなプレーで、
チャンスを作っていました。
(シュートはファーに!(バーじゃないゾ(笑)))


だからこそ、左からの攻撃を増やしたかったのですが、
中盤がなかなか前を向いてボールをもらえず、
右から左の展開でチャンスを作ることができませんでした。

いろんな選手が中盤にいましたが、
意識が高かったのは<<5>>だけでした。

サイドと中央ではボールのもらい方で、
次のプレーの精度が大きく変わります。

サイドは中を向いていれば背中のタッチライン側を意識する必要はありませんが、
中央では360度周りを意識する必要があります。

慣れていないとはいえ、
ボールばかり見ていて、
自分がどこにいて、どこにスペースがあって、味方がどこにいるのかを、
全く認識できていませんでした。

やればできる選手ばかりでしたので、
やや残念な内容でした。



初戦と3試合目は、
驕っていた試合でした。
「多分勝てる・・・」という根拠のない自信で、
なんとなくサッカーをしていました。

ですから、
ちょっと押されると慌てて、
ただ蹴るだけ・・・で何のチャレンジもない・・・。


根拠のない自信は、
試合前や試合中の準備不足を招き、
自分達で墓穴を掘って、
状況の悪さを自分で作り、
自分が成長するチャンスをも自ら失っていました。


相手に関係なく、
チームが勝つための作戦をみんなで共有し、
その中での役割を理解してプレーする。


<<10>>のプレーは、
ポジションによって変化を出していたと思います。
初戦でハットトリックをしたこともあり、
彼は乗りに乗っていました。



一方でポジションを変えていくなかで、
全くプレーが変わらない選手が多すぎました。

まるでフォワードとキーパーが同じプレーをするくらい、
ヘンテコな感じがしました。


強いと思う相手にひるみ、
弱いと思う相手におごる。

このチームの最大の弱点がまだまだ修正されていないですね。


試合の入り方と進め方、
ポジション毎の役割、
チームや個人の目標など、
チームの課題が多く見つかった1日でした。

そういう意味では有意義なのかもしれませんね。
ワタシ自身も反省させられた一日でした。

カップはいただきましたが、
カップが自らの成長を見失う原因にならなければと心配しちゃいました(笑)





丹波から宝塚に帰ってきて、
フットサルの試合を観戦。




長くも充実したサッカーライフでござました。
(この話はまた今度)


暁FCの皆様、
きめ細かい準備や運営など、
今回も大変お世話になりました。
ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

保護者の皆様、
熱い中、応援、お世話いただきありがとうございました。


だんだん、同じような試合内容に飽きてきたコーチより。

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