『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2017年5月8日月曜日

久々の本紹介。

神鍋遠征を終えての週末はオフにしました。
土曜日練習してやろうかな・・・と思いましたが、
休むことも大切なのでやめました(笑)

ワタシ自身も12時間くらい熟睡しちゃいました。
土日は遠征中に見損なった試合をジックリ観戦しました。

午後から仁川小へ。
マーカーを買ったので、今までのヤツを勝手に寄付(笑)
ついでに3年生の紅白戦を観戦しました。
人数が増えつつ、各選手が成長しているので、
意義ある時間となりました。

4年生が5年生に上がっていい経験ができるように、
3年生も積極的にあげていって、
彼らの成長や4年生の刺激になるようにしたいもんです。



神鍋遠征ではチームワークと個人の役割・責任での課題を感じましたが、
特にチームルールの理解不足を感じました。

チームのルールはフィールドの8人が、
連動して動くための「決め事」のようなもの。

作戦上、チームのルールを独自に決めることはあるけども、
いわゆる「サッカーの常識」としてあるものもあります。

「サッカーの常識」はサッカー観戦などで会得するものですし、
最近ではサッカーゲームでも学べると思います。
(昔の野球少年がプロ選手のモノマネしていた感じですね)


コーチを始めた15年前と比べると、
サッカーの技術力は驚くほど向上しています。
昔は3年生でバックバスから逆サイドに展開していたら、
相手コーチが驚いておりました。

今の選手達が劣っているのは「モノマネ力」
モノマネする力だけでなく、
モノマネするプロ選手の映像を見る力。
(だから毎度毎度ブログに映像を貼り付けているわけですが)

だから基礎技術だけでなく、
「サッカーの原理原則」を教えないといけない。



前フリが長くなりましたが、
そんなことを考えていたら、
こんな本に出会いました。



世界一受けたいサッカーの授業世界一受けたいサッカーの授業
ミケル エチャリ 岡崎 篤

ベースボール・マガジン社 2017-02-28
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スペインの「サッカーの原理原則」を100の言語に加工した一冊。

当たり前のことが書いてあったり、
原理原則を学ぶための練習メニューも載っています。

選手向けではないし、
保護者向けでもない。

どちらかというと指導者向けですが、
サッカー経験のあるお父さんが読むと面白いかも。

スペインでは「当たり前の常識」を
それをただ本にしただけなのでしょうが、
日本では「本」から常識にしていかねばいけないんでしょうな。

サッカーわかっている方なら、
一つ一つの言葉に思わず「ニヤっ」としてしまう一冊です。


これを小学生にどう説明したらいいかを、
また悩んでしまって仕事どころではなくなっているワタシなのでした。

バルセロナ vs ビジャレアル





本を読むのがしんどい目が弱くなってきているコーチより。
(頼むから全部電子化してくれ・・・)

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