『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2010年9月8日水曜日

本気で狙え!!

2014年のワールドカップ ブラジル大会に向けた日本代表の船出となる試合を観戦してきました。



行くかどうか迷ったのですが、
関西での試合も今後あまりなさそうだし、
原ジャパンの試合も貴重なので、
観戦にいくことにしました。

結果はご存知のように2-1で勝ちましたが、
なんだか腑に落ちない試合でした。

あくまで国際親善マッチ。
しかも相手はベラボーに弱い。
ベンチには監督代行。


選手にとってモチベーションが上がる理由が、
もう一つなかったんでしょうか。

そもそも「凱旋試合」の意味合いが強いと思うのですが、
南アフリカで活躍した選手はスタメンには本田選手と長友選手だけ。。。

相手のグアテマラは同じ日にアメリカとも対戦するため1.5軍。
しかもFIFAランクは119位。(シンガポールの一つ上だそうです)
前日は梅田のヨド○シカメラでお買い物してたらしいし・・・


選手も観客もベンチも相手も、
緊迫感というようなものはなく、
みんなホノボノした雰囲気でした。

ホンマに ぬる~い試合でございました。

ただザッケローニ監督も観戦していた試合です。

これからの日本代表争いに向けて、
特に若手の選手はどんどんアピールしてほしかったなぁ~と思いました。

岩政選手はもっとリーダーシップを発揮してほしかったですし、
槙野選手はオーバーラップを見せてほしかったですし、
乾選手ももっと積極的にボールをもらってほしかったですよね。


そういう意味では長友選手と途中出場の岡崎選手には、
そんな姿勢を感じました。

本田選手には、
去年のトヨタカップで見た「イチビリ・ロナウド」のような印象を持ちました。

「本田!真面目にやれ~!」と叫ぼうと思いましたが、
目の前の席に1年生くらいのサッカー少年達がいたので、
将来を考えて大人しくしておりました(笑)

でも、本田選手、ちょっぴり心配です。



グアテマラはホンマに下手でしたねぇ~。
ただ彼らもそれはわかっていて、
「その上でどう勝つか」というのが徹底していました。

とにかくミドルシュートをドンドコ打つ、打つ、打つ・・・

最初は「イヤイヤイヤ・・・笑」と笑っておりましたが、
「そのうち入るぞ・・・」と、
だんだん嫌な予感をさせるほどでした。

やはりシュートというのは、
相手を威圧するには一番の方法
だと再認識しました。






結局なんだったんだ・・・というこの試合。
これはこれで成果もあったと思います。

今回の対戦相手であるパラグアイとグアテマラ。
FIFAの理事がいる国なんですね。
明らかに12月の2022年ワールドカップ招致に向けた、
「接待試合」だったんですね。

なんじゃそりゃ・・・という意見もあると思いますが、
こういう試合を組むようになったサッカー協会になったんだなぁ~と
ちょっと応援したくなりますな。


それとこの日スタメンで出場していた、
楢崎選手が代表引退を表明しました。

中村俊輔選手につづいての代表引退。
中澤選手のケガも長引くようです。

ここ数年メンバーがあまり変わらなかった日本代表が、
大きく変動するきっかけになる試合だったと思います。


だからこそ、若い選手にはアピールをしてほしかったのですが、
それもなく・・・


4年後に向けて、
日本代表は大きく変わりそうな予感がしました。

対象となる選手は、
現役プロ選手や社会人だけでなく、
今の中学生から高校・大学の選手にこそチャンスがあると思います。


昨日のダラダラした試合を観て、
「チャンスやっ!」と思った中高生こそが、
4年後にブラジルの舞台に立ってるんだろうなぁ~と思います。

ではでは。


こないだの東京ヴェルディユースの天皇杯予選のダイジェストがあがっていました。
番組そのものなので、そのうち削除されるような気がしますが・・・



オレにもチャンスないかなぁ~と考えながら会社に向かったコーチより。

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