『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2015年12月30日水曜日

よいお年を。

宮崎に来ております。
昨日は車で鹿児島までひとり遠征。
4年ぶりに全日の決勝「鹿島アントラーズ(茨木) vs レジスタ(埼玉)」を観戦しました。

レジスタは準決勝で兵庫県代表の兵庫FCと対戦。
昨年仁川SCが大敗した兵庫FCを、
3−0で破って決勝に進出しています。


試合のピッチでアップもするということで、
早めに行って両チームのアップも両方一度に見ることができました。

まずは2人1組、対面パスをおこないます。
ココまでは仁川の6年生のアップと全く同じ。。。
ただパススピードが全く違います。
その後はハイボールの1対1。

両チームともほぼ同じ内容。
時間にして10分。
キビキビした小気味よいアップです。

鹿島は4対4+2サイドマン。
レジスタは鳥かごをして、最後はアジリティ&ラン。

どちらも基本的なものでしたが、
ハイボールに対する練習が多いのが特徴でした。



キックオフ。
両チームとも3−2−2の布陣。

緊張のせいか、やや動きが硬い両チーム。
そのなかでレジスタの左サイドバック6番の選手が、
豊富な運動量とテクニックで伸び伸びプレーしています。
前半終盤になってレジスタが仕掛け始めます。
10番9番がテクニックでサイドをえぐります。
逆サイドのサイドバックがゴール前に全速であがります。
中盤が下がってカバーリングしています。

前半は堅い内容でスコアレス。
主導権を握りたいのか、縦パスばかりでした。


後半。
前半同様、縦パスが多く、
面白味に欠けます。
レジスタは前線にパスを出して、
中盤に落としてから打開しようとします。
鹿島は縦ばかり(笑)

パスが繋がる本数を数えていましたが、
4本繋がるシーンは数回でした。

先制したレジスタのその後のプレーは素晴らしかったですね。
攻めるようで攻めず逆サイドへ。
クロスを上げようとしながら、中央へパス。
時間を使いながら、相手の出方を見ています。

スコア・時間や相手の出方をしっかり考え・共有したなかでの、
2点目はお見事でございました。



決勝戦ということ、やや広めのピッチということで、
いつもと違うプレーになっていたのかもしれません。

何度か準決勝・決勝を見ましたが、
スタンドからの「オ〜!!」という感嘆の声が、
いつもより少なかったのも事実です。

1対1やヘディングの競り合いでの身体の使い方は、
両チームとも非常に上手でした。


今日のレジスタを見ると、
兵庫FCとレジスタの試合、見たかったなぁと、
感じちゃいました。

↓準決勝ハイライト



今年もつまらない文章にお付き合いいただき、
ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします!

よいお年をお迎えくださいませ。


鹿児島でお菓子買いすぎたお馬鹿コーチより。


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