『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2011年3月18日金曜日

学校長祝辞

こんばんは。
神経を使った1週間が終わりました。
なかなかブログを更新できないのですが、
こんな状況ですので仕方ないですね。

サッカーオタクなワタシでさえ、
『普通にサッカーを語る』ことができない状況です。

日本代表戦は、
チャリティマッチとなり長居でおこなわれることになりました。
ニュージーランドは来日しないことになりました。

どう考えても災害直後の国に
代表チームを送り込む国などないと思いますが、
相手が了承する前に試合概要を発表するサッカー協会に、
その混乱ぶりを感じます。

ただ、混乱していることが悪いとは思いません。
協会は【やれることを必死にやっている】んだと思います。

こうなるとお客さんの入りが心配ですが、
なんとかせねばならないんでしょうね。
関西のサッカーファミリーの底力を見せる時だと思います。

数日前、涙を浮かべながらインタビューに応じていた小笠原選手が、
故郷岩手県を訪問したようです。

岩手県出身で、高校は大船渡、奥様は陸前高田ご出身。
現在の心境はサッカーのことを考えられる状況ではないと思います。


プロ野球のセリーグは来週からナイターで開幕戦を強行するようです。
その決断には「呆れて言葉も出ない」感じです。

この災害から1週間。
思い起こせば、 ほんまそれ世代】の卒業式の日の午後でした。

関東では卒業式そのものを中止した学校もあるようです。

ツイッターで知ったのですが、
立教新座高校という学校もその一つです。

その高校ではホームページで、
【卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。】
(↑クリック)
という校長先生からのメッセージを掲載しています。

晴れ晴れしい卒業式で、
卒業生に直接メッセージを送りたかったであろう校長先生。

それが叶わなかった校長先生が、
「今だからこそ伝えたいこと」が力強く表現されています。

真っ正直に生きよ。くそまじめな男になれ。一途な男になれ。貧しさを恐れるな。男たちよ。船出の時が来たのだ。思い出に沈殿するな。未来に向かえ。別れのカウントダウンが始まった。忘れようとしても忘れえぬであろう大震災の時のこの卒業の時を忘れるな。


卒業生だけでない、
大人のワタシでさえ心震える言葉でした。

長い文章ですが、
素晴らしい内容でした。

ご一読くださいませ。


こんな高校に息子を・・・と思ったけど、
<<13>>の成績じゃ~と諦めたコーチより。

2 件のコメント:

midu_you さんのコメント...

はじめてコメントします。
学校長の祝辞、感動しました。
胸に突き刺さる言葉がたくさんありました。
高校時代、こんな先生に出会いたかったと思います。

~高校時代、授業サボタージュ常習犯だったバカオヤジ~

Duke13 さんのコメント...

midu_youさんへ

コメントありがとうございます!
久々のコメントに涙しております(笑)

灘高なんかの卒業式もこんな感じなんだそうですね。
西宮北口にある同志社大学の広告にも、
第一回卒業式の新島襄の同じような言葉がでています。

普段のミーティングのワタシの話は、
話の長さは同じくらいですが、
中身は程遠い感じです(笑)

またコメントお待ちしております。