『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2024年6月14日金曜日

レッツ!ディスカッション!

来週からUERO!
ようやく日本での放送が決まりました。


UCL決勝のために加入したらしい、
Cコーチの笑顔が目に浮かびます。
(泣いてたかもしれんな笑)

しかも開幕戦など一部は無料放送とのこと!
(是非ご覧あれ!!)

※って言ってたらAbemaでも無料放送らしいっスね。。。
どうなってるんだ。。。
仁川のサッカーBoys&Girls!
ちゃんと観なさいよ!




読もう読まねばと思っていながら、
年を越した1冊のご紹介。
(はよ読めよ!)





















頭でピッチを描き、選手の動きをイメージしながら、
言葉を整理しながらでしか読めないので、
時間がかかったのでした(言い訳)

「顔出して!」
小学生のピッチでもよく言われる言葉。

「パスをもらうために、間に相手がいない状態」
を示すのでしょうが、その距離感や相手との関係など、
もう少し解像度を高めたい・・・。

普段使っている少し曖昧なサッカーの言葉や考えを、
改めて定義し直しつつ、無い言葉は造語しながら、
より解像度高く、サッカーの公式・法則・定石を
考えていく本です。

攻撃編、守備編、応用編と大きく分けて3つのあるのですが、
特筆すべきは攻撃編が全体の2/3を占めていること!

今まで守備は言葉で語れるけど、
攻撃は語れないと言われることも多く、
ワタシ自身もモニョモニョしていたのですが、
そこを体系建てて整理することにチャレンジされています。

スペースを場所ごとにネーミング、
ポジションの属性づけ、
(フォワードだけで7種類!)
選手の特性分け、
ビルドアップとフィニッシュワークなどの戦術の定義づけなど、
より細かく言語化しています。

そんな言葉を共通言語として使いながら、
日本が世界と戦うためのいろんな理論を
紹介してくれます。

全てが納得できるわけではなく、
読んでいて疑問も出てきますし、
それはちゃうやろ。と反論する話もあります。

ただそんなサッカーの議論を深める素地を作ってくれていることに
敬意と感謝を感じる一冊。

著者のLeoさんは、
サッカー界では有名なユーチューバーであると同時に、
社会人チームの監督でもあります。
(サッカーの音楽も出しています笑)

言語化を通じて、
世界のサッカーと日本の現場を繋いでくれています。

小学生のサッカーにも使えそうな一冊ですし、
サッカーの議論を積み重ねられそうな、
素晴らしい一冊です。(コーチ向けですが)

おっしゃっていただければお貸しいたします!
(いろんなところで読んでいるので汚いですが笑)


仁川の選手の属性を細かく分けていきたくなるマニアックコーチより。


↓23−24シーズンのハーランド全ゴール集。
身体的な能力だけでなく、
細かく周りを見ながら、
細かく動きを加えながら、
よりゴールの確率を高めていることがわかりますな。

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