仕事でバタバタしておりました。。。
今年1月、ワタシは家族で食事をしているときに、
突然、ある宣言をしました。
子育て終了宣言
息子2人は中学生。
経済的な子育ては続くけれども、
精神的な子育ては本日をもって終了いたします。
ワタシの子育ては閉店いたします。。。
というものです。
親子とは言え、違う人間。
ワタシと<<<11>>>などは外見は似ていると言われますが、
ワタシは彼のことをほとんど理解不能なところが多い。。。
最初は「なぁ~んにも考えてないのかいな・・・」と心配しておりましたが、
こっちも疲れてくるので「これは個性やな」というように理解するようにしておりました。
こないだの試合でケガで退場した時もそうでした。
あの日は祖父母や海外にいる親戚など久しぶりに会う親族で食事をする日でした。
目の周辺を強く打ってハレている状態ですので、
彼は参加するのを止めて家で冷やしていました。
その彼に腹を空かせながらもワタシも付き合って家にいました。
「イテェ~」だの「アー」だの「ウー」だの苦しみながらも、
30分ほど冷やすとハレがひいてきました。
まずは一安心です。
まだ食事に間に合います。
「行くか?」と彼に聞きました。
若干、まだ痛むらしく、
「もう少し冷やしたい」と彼。
彼は目に氷嚢を当てながらヨコになっておりました。
3分ほど経ったでしょうか?
彼は熟睡しながらお腹を冷やしておりました。
「だから、冷やすならちゃんと冷やせよ」と彼を起こします。
「お~お~、そうやね。まだ痛いねん」と寝ぼけながら、
また目を冷やし始める彼。
さらに3分後。
当然のように熟睡して氷はお腹を冷やしています。
腹が立ちながらも、
「彼の個性を理解できないだけだ・・・」とワタシは諦めました。
昨日、彼は旅立ちました。
海外でサッカーしたいという想いだけで。
向かった地は、ワタシの好きな偉大なフットボーラーのひとり、
ルイ・コスタを生んだ地、ベンフィカです。
2週間という短い期間ですが、
あわよくば、そのまま居ついてやろうと狙っているようです(笑)
そんな想いや準備や覚悟など、
親として、そして人間の先輩として見ると、
10kg太りそうなくらい甘いものです。
彼はニコニコしながら帽子を上げて旅立っていきました。
こちらの不安を感じることなく。。。
彼がアホとか、スゴイとかではなく、
ワタシはその瞬間、あることを感じました。
若さは偉大な武器である。
若いということは、経験が少ないので向こう見ずだけど、
それは大きな可能性です。
多くの経験をした大人から見ると、
彼らの行動は向こう見ずで理解しにくい。
でも大人の経験は過去の遺産でしかないんですよね。
若さは未来に向いている。
サッカーも大事だし、
受験も大事です。
でも、そんなゲームのルールを作ったのは「過去の大人」であって、
しかも、世界からも見るとスタンダードでもなんでもないし、
最先端でもなく、ホントにちっぽけな世界でしかない。
サッカーにしても勉強にしても、
最終的には「過去の大人が作ったちっぽけな環境」が正解かどうかなんてわからない。
自分がやりたいことが、
大人が作ったシステムで実現するかなんてわからんし、
そんな怪しい仕組みから自分が正当に評価されるかどうかもわからん。
それを確かめることができるのは「若さ」があるうちだけ。
ワタシにはそれは既にないし、
【ほんまそれ世代】や【ほんまかいな世代】のキミ達には、
満ち溢れんばかりの若さがある。
若さを満喫してるか?
つまらん大人の作ったつまらん仕組みの中で、
つまらん時間を過ごしてないか?
自分がやりたいことが実現できるところへゆけ!
そのために自分を評価してくれるところを探せ!
失敗くらいいいじゃない・・・
それも「若さ」の特権だし・・・
何度も言いますが、
<<<11>>>が素晴らしいという気もありませんし、
全ての答えが海外にあるとも思いません。
彼はみんなと同じような若さをもちながら、
ネジが少しゆるんでいるだけです(笑)
彼より大きな可能性をもった人は、
ワタシの周りにも山ほどいます。
ドイツでは早くも荷物検査で、
係員とのやり取りがあり、
彼は「Yes! Yes! Yes!」と「No!No!No!」だけで乗り切ったそうです(笑)
係員の方は多分諦めて解放したのだと思います。
ワタシは係員の方の気持ちの方が理解でき、
気の毒でしようがありません。。。
どうなるんでしょうね(笑)
ではでは。
アイマールに会ったらヨロシク言っておくようにと言付けたコーチより。
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