各方面から賞賛の声が聞こえています。
「クラブ以上の存在」(Més Que Un Club)であるバルセロナは、
カタルーニャ地方の情熱的で勇敢な地域性を表現した攻撃的なサッカーですが、
ショートパスをベースにした攻撃サッカーの礎は、
80年代に監督を務めたヨハン・クライフの影響です。
こんな本を読みました。
クライフ哲学ノススメ 試合の流れを読む14の鉄則 (サッカー小僧新書) | |
木崎 伸也 若水 大樹 白夜書房 2010-11-24 売り上げランキング : 91817 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ヨハン・クライフの考える、
システム・戦術・ポジション・サッカーの見方など
【クライフサッカーの哲学】が詰め込まれた本です。
非常にわかりやくまとめられていて、
読みやすい本になっていました。
最も印象的だった言葉を紹介します。
『サッカーとは、週末を有意義に過ごすためにあるものだ』
つまらないサッカーをしたり、
面白くないサッカーを観たりして、
せっかくの週末を台無しにしないために、
技術を磨き、サッカーを考え、
週末をサッカーで過ごせるために、
平日頑張って仕事(勉強)する。
サッカーを愛する者の初心を再認識しました。
その他
「下手な選手をうまく見せる方法」
「相手の最強DFを崩す方法」
など「ヒネくれ者」らしいアイデアも溢れています。
巻末に掲載されている「試合の流れを読む14の鉄則」は、
具体的な内容です。
コーチ向きの内容かもしれませんね。
クライフの「人となり」を知りたいなら、
こちらの方が面白いかもしれません。
ヨハン・クライフ「美しく勝利せよ」 | |
フリーツ バーラント ヘンク ファンドープ Frits Barend 二見書房 1999-12 売り上げランキング : 112249 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
どちらも読みやすい本です。
週末だけ有意義に過ごすサボりコーチより。
0 件のコメント:
コメントを投稿