ワールドカップ直前ということもあるんでしょうが、
ホンマにたくさんのサッカー本が出ています。
こんなに読めるかい!
というくらい出ています。
なんとなく多いなぁ~と感じるのは、
「サッカー戦術本」と「スペイン本」でしょうか。
戦術に関する本はパッと見るだけで、
10冊程度はあったと思います。
↓コレは買いたかったけど、
ちょっとガマンしました。
立ち読みでは面白かったので、
多分、そのうち買うんでしょうが・・・
アンチェロッティの戦術ノート | |
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戦術本は、
数年前から一気に増えてきました。
マニアックなものが普通になることは、
日本のサッカー文化にとっては良いことですね。
スペインに関する本も多く、
スペインやバルセロナのサッカーに対する関心が高いんでしょうね。
スペイン人はなぜ小さいのにサッカーが強いのか ワールドカップで日本が勝つためのヒント (ソフトバンク新書) ソフトバンククリエイティブ 2010-03-18 by G-Tools |
そんな中で選んだ本がコレ。
戦術というより、
「サッカーの見方」に関する本です。
ワタシのコーチングの師匠は、
ベンチから試合を見るときのコツを、
ボワ~ッと見ろ
と語ってくれました。
最初は「何を言っとんねん」と思いましたが、
だんだん意味がわかってきました。
どうしてもボールばかりを追ってしまいますが、
ボワ~ッと見ていると、
ボール以外のスペースに目がいきます。
ピッチ全体を見ることができると、
いろんな「サボり」がよくわかります(笑)
サボりを見つけるのは元々得意ですが、
それではハーフタイムの指示や、
次回の練習に生かせません。
ですから、ただボ~ッと見るのではなく、
いくつかの「チェックポイント」を持っていると、
とても便利です。
プレスは遅くなっていないか?
ポジショニングのバランスは?
攻める方向のバランスは?
同じような状況が2度とおこらないサッカーでは、
チェックポイントを多く持てるかどうかが、
勝つために、上手くなるために、
とても大事なことだと思います。
ところが、
前の日に飲みすぎたり、
体調が悪かったり、
気分が悪かったりすると、
チェックポイントが思い出せない ・・・
ということがあります
試合が終わって家に帰り、
夕食を食べているときに、
「あ~あ!!」と気づく時さえあるくらいです。。。
この本に書いていることは、
そんなに真新しいことはないのですが、
チームや選手を見るときの、
チェックポイントをキチンと整理してくれているのは、
非常に有難い本です。
ヨーロッパのクラブチームが、
「良い選手」を見つけるためのチェックポイントなど、
なかなか興味深い内容です。
付録のモウリーニョ監督が、
試合前に選手達に配布したスカウティング・レポートも、
面白いですよ。
コーチだけでなく、
選手や保護者の方でも面白い、
なかなかオススメの本です。
ではでは。
【告知デス!】
6/5(土)19時より、
高司グランドでコーチチーム練習会がおこなわれます。
今回はOB&関係者との交流戦を予定しております!
「オレの成長を是非見て欲しい!」というOB・関係者の方!
「他人の成長を見たい」という方!
「みんな元気かいな・・・」と確認したい方!
どなたでも大歓迎ですので、
奮って参加してください!!
だんだん「ワールドカップモード」になってきたコーチより。
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