『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2022年6月11日土曜日

わかりづらくなった試合

金曜日は仁川SCの5・6年の面々と代表戦を観戦。
奴らを放っておいて、じっくり観戦いたしました。

相手はFIFAランキング60位のガーナ(日本は23位)
意外(?)にボールを繋ぎながらビルドアップしてきます。

ボールを回しながら、
10番の選手が中間ポジションで上手に受けながら縦に攻める形は、
4−1−2−3?4−1−4−1の日本のフォーメーションの
合間を突いた攻撃になっていましたが、
とはいえ、2枚で攻めるのは無理がありました。
(すぐに遠藤選手が対応していましたが)

フィジカルもテクニックもあるチームで、
主力が入っていない状態でしたので、
W杯でも期待できるかも。



一方日本代表。
右サイドは久保選手・堂安選手・山根選手とリズムがよく、
堂安選手の切れ込み、ボール奪取にはレギュラー獲得に向けた気持ちを感じました。
欲を言えば縦をもっと使ってチャンスを作れば前半もっと楽になったんでしょうが。

左サイドは左SBの伊藤選手がボールを持った時に、
柴崎選手の運動量が足りず、ビルドアップできません。
三苫選手の突破で得点したものの、上位チームとでは通用しない感じ。
久保選手と柴崎選手の距離が近くなると崩しておりました。

目に見えるチャンスは右サイドから作りますが、
得点に繋がるのは左サイドの三苫選手、伊藤選手の突破からという、
チグハグな前半の試合運びでした。

後半は久保選手や谷口選手が左に寄り気味のポジションを取ることで、
左からチャンスを作って、久保選手のゴールを演出しておりました。
(三苫選手のテクニックを間近で見れて感動でした!)

途中交代の田中碧選手は柴崎選手と交代と思いましたが、遠藤選手と交代。
伊東選手が入り右サイドが活性化して、
左サイドが大人しくなったので、
逆に課題が見えづらくなった試合でした。

トップも前田選手が交代で入ると、
遠い距離からの動き出しが活発になり、
ガーナの最終ラインがディフェンスしにくくなっていました。


W杯直前の試合ということもあり、
日本選手のメンバー争いの気迫が強かったですね。

森保監督にしてみると、
勝ったものの、相手のコンディションが悪かったこともあり、
組み合わせの妙が逆にわかりにくくなった感じですな。



久しぶりにゴール裏から観ましたが、
オフ・ザ・ボールの選手の動きがよくわかりますね。

一緒に行った選手達も勉強になったと思います!

観客もたくさん入っていました。
早く大声出して応援したいですな!


その後はスペイン vs スイスを観戦。
こりゃレベチな試合(笑)
両チームともボールを繋ぐレベル、
ゴールに向かうスピードが違いますな。






明日は代表と同じ練習をするポイチさん気分のコーチより。

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