『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2020年4月25日土曜日

リモート・ネイティブ・フットボール

在宅勤務が長引いたせいか、
あまりに退屈なせいか、
4年生のリモートミーティングを実施。

トラブル防止のために手間取ることもあろうかと
開始30分前に会議室を開けたら、
早くも続々とドカドカ入ってきます(笑)

学校の教室に入ってくるように、
ヴァーチャルな教室に、
普通に入ってきます。

実際の練習では、
もっと遅く来るくせに(笑)

ご両親のサポートが必要なこともありますが、
「ミュートになってんで!」というと、
しっかり対応します。

何となく、リモートミーティングのルールを説明すると、
いち早く納得し、スムーズなミーティングに。

活動中止中の個人練習の成果や課題について、
各自から発表してもらいました。

それに対してのアドバイスを、
言葉だけでなく、
その場でのパフォーマンスで示す選手たち。

意外なほど、
活発な意見が飛び交い、
逆に私のファシリテーション能力が、
反省になるほどでした。

なんか普通にリモートミーティングしてましたね(笑)
何人か船場吉兆の女将みたいに、
横から「がんばります!って言いなさい」なんて、
お母さんの声が聞こえます(笑)

自身の活動をしっかり報告して、
他人の活動に刺激を受けつつ、
アドバイスも送れて、
チーム全体を強くしていく。

リモートミーティングを
当たり前のようにこなしていく選手達に、
このミーティングのそんなGOALなんて、
簡単にクリアしていくだろうと認識したととともに、
彼らが織り成す社会はどうなるのか?と
新たな興味が湧いてきました。

デジタル・ネイティブから、
リモート・ネイティブへ。

リモート・ネイティブが作り出すサッカーを、
コーチが考えることは
難しくも楽しいもんです。

選手たちにとっては、
普通の1時間だったでしょうが、
ワタシにとっては、
驚きと感慨深い1時間でした。



保護者の皆様へ。
皆様のご子息のサッカーだけでなく、
同じサッカークラブの選手達の練習支援をしていただき、
ありがとうございます。

いつもならコーチ陣が、
選手達にサッカー指導で貢献し、
それを保護者の方々が支援するという関係性なんですが、
この状況下においては、
保護者の方々が選手達のサッカー練習に貢献する形になっていると思っています。

動きが取れないコーチとして、
保護者の方々の貢献活動をどう支援できるかを考え、
実験的にミーティングを開いてみました。
選手個人個人の練習を自身でみつめる機会になればと、
ちょいちょいやろうかと考えています。


ご協力、よろしくお願いいたします。


zoomの有料会員になってよかったと感じているコーチより。

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