『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2014年7月20日日曜日

ちっちゃな闘争本能。

3連休!

先週も勝手に3連休だったワタシにとっては、
もはや嬉しいものでもありません(笑)


土曜日。
午後から1年生練習。

少しづつボールコントロールの練習などを入れていきました。

盛り上がったのは1対1。
ゴール2つ置いて、
他学年の練習を邪魔するくらい広大なスペースでの1対1でした。
(他学年の皆様、ご迷惑スミマセン)

長時間にわたる好勝負ほど、
勝って嬉しい笑顔、負けて悔しい表情をしていました。

何度も負けた相手と勝負する選手もいて、
見ていて面白かったです。


最後は2年生との試合。
ハンディがありながらも得点することができ、
みんなで喜んでおりました。

負けて悔し涙を流す1年生。

「みんなでやらないと!」と訴える年長。


ちっちゃな闘争本能を見ることができ、
これを伸ばしていかねばいけませんな。



その後は5年生の紅白戦。

<<9>>が落ち着いたプレーでチャンスを作っておりました。

まず目の前の相手をかわして、
余裕を作ってから、
プレーを選ぶ。

意識的にそんなプレーをしていたのが成長ですね。


<<8>>のファーストタッチやターンもよかったと思います。
<<25>>のしぶといディフェンスは、多くのピンチをしのいでいました。
<<30>>の後ろからの攻撃参加や
<<31>>の積極的な声も続けてほしいですね。


数本も試合があったので、
もっと見ごたえのあるプレーが欲しかったところです。

サッカーを見ることも必要かもしれませんな。

Jリーグも再開したので、
試合や「やべっちFC」など、
録画してみましょう!
(今週はお休みですが・・・)



全く関係ないですが、
メキシコ代表のワールドカップのダイジェスト映像がありました。

明るい雰囲気、真剣なトレーニング、軽いイタズラ(笑)
集中する円陣、そして試合・・・
ベスト16に入って、オランダを苦しめたメキシコの秘密がありそうです。

これくらい力強く、試合前に声を出して欲しいですな。




コーチにイタズラもいいかもしれません。
(ワタシの場合は仕返ししますが(笑))


合宿の仕掛けもいろいろ考え中のコーチより。

2014年7月14日月曜日

熱く楽しめ。

日曜日はコパ秦野組と良元小交流試合組に分かれました。
眠くもヒマなワタシは当然、両方に行きます。

コパ秦野。


内容的には選手個々の動きは悪くはなかったと思います。

<<13>><<30>>を中心に必死にディフェンスしておりましたし、
中盤のプレスもまずまず。

あれだけ相手に押し込まれながら、
点差が開いていないのは、
一人一人のディフェンスでの頑張りでした。


ただ、なぁ~んか面白くない。。。

プレーしている選手も多分面白くないような気さえする。。。



何なんだろうな・・・と試合を見ながら考えておりました。


ひとつはチャレンジ。

ベンチにいるコーチも、
「いつもと違うプレー」を見るとワクワクします。

<<30>>の左から抜け出してのファーへのシュートは、
ポストに当たり入らなかったものの、心高ぶりました。

<<13>>のミドルシュートは、
練習の成果がでるのかと、ドキドキしました。

<<29>>がパスコースを選びながらボールを運んでいる場面では、
ノールックで出すことを秘かに期待しておりました。

4試合目はちょっぴりココロが、ワクワクしました。
(ほんのチョッピリ)

せっかくの試合なので、
自分のことを知らない相手に、
いろんなプレーを試してみるシーンがたくさんあれば、
勝敗に関係なく面白かったと思います。



もう一つはパッション!
感情ですな。


格上の相手に勝ちたい!という欲望、

よくやった!というチームメートへの賞賛、

上手くプレーできなかった・・・という悔しさ、

そんなチームメートへの叱咤激励、

次の戦いに向けての決意。


そんな熱く、感情むき出しのシーンはなく、
極端にいうと「やらされている感じ」

これはベンチ側(コーチ)の問題かもしれません。

ただ、もう5年生なんで、
コーチの言うことを、
必ずしも聞いてばかりではダメです。
(ワタシが言うことなんて、いい加減だとそろそろ気づいているでしょ)


勝手にポジション変わったり、
作戦を自分達で考えたり、
交代を無視したり・・・


コーチはピッチに入れないのですから、
ベンチの声を無視することもアリだと思います。

ワタシなんかは選手が無視されてると知ったところで、
気にせず声を出し続けることでしょう(笑)

そんなサッカーは、
今より数倍楽しいと思いますヨ。


ワールドカップでもこんなシーンが・・・
(そんなことしてるから、決勝で交代になんねんという話もありますが・・・(笑))




良元小での交流試合は中止。

オモロくも厳しいテーマを考えていたので、
非常に残念でした(笑)

テーマを発表したときの困惑する顔、
こんなん無理や・・・とピッチで苦渋する顔。。。

いろいろ思い浮かべながら、
イヒヒヒ・・・と笑っていたのに。

またの機会にします(笑)


ではでは。



↑男も、なでしこも、熱く楽しめ!


今日は熱い気持ちでゆっくり休暇のコーチより。


↓北摂リーグの最新結果も掲載しておきますね。

美しき敗者

敗者の姿を見て、
未来につなげる。


岡ちゃん、いいこと言いますな。

思い出し、考える。

青いユニフォームのチームが、
押されてる試合を見ると、
日曜日のコパを思い出すわけです(笑)

2014年7月12日土曜日

見ない間に。。。

久々にしっかり寝た金曜日でした。
午前中は伊丹河川敷で北摂リーグ。

試合にふんわりした気持ちで入って、
相手に押されて慌てて前半を終える、
いつものパターンでした。

慌ててボールを蹴るので、
フリーな相手に渡してしまい、
かえってピンチを招くシーンがたくさんありました。

試合終盤に<<5>>や<<4>>が落ち着いたプレーを見せていましたが、
勝敗はほぼ決した後でした。

完全に自滅の試合内容。

もうちょっとやれたと思います。

最近、変化のある選手が少ないですね。

<<9>>がボールを持って落ち着いたプレーをしているくらいでしょうか。

意識を高くもって試合をしてほしいもんです。


2試合目の交流試合は、
繋ぐ意識も高まり、
チャンスを作っていました。

リーグ戦で発揮できないことが、
残念でした。

先週までの成績表を貼っておきますね。
順位が上がることを楽しみながらやりたいですね。





午後は久しぶりの1年生の練習。
いろんな練習をこなしました。

シュート練習では、
走りながら、足元を見たり、周りを見たりと、
大忙しな内容にしましたが、
カッコよくシュートを決めておりました。

1対1も入れましたが、
フェイントで抜く選手も出てきて、
サッカーらしくなってきました。

最後のゲームでは、
試合のやり方やルールなどを学びながらでした。

ところが、パスで相手を崩すシーンもあり、
なかなか面白い内容。

見ない間に上手になっている選手が多く、
ハイテンションで楽しめました!!
(コーチいらんやんか(笑))


あつかったですが、
みんな、よくがんばりました!



その後は5年生の練習。
午前中に体の使い方ができていなかったので、
1対1の練習を徹底的にやりました。

明日の試合でも使って欲しいと思います。



さっさと寝て3位決定戦をみようと思っているコーチより。

2014年7月11日金曜日

再現するゾ。

天気よさそうなんで、
今週はみんなでコレやるゾ!
(1年生も(笑))

2014年7月10日木曜日

今度はニセ・・・

ブラジル大会の決勝が欧州同士になって、
盛り上がらなくなったらどうしよう・・・

などと勝手に心配していたニセ・アルゼンチン人です。
(ワタシは「マラドーナですか?」と聞かれたことがあるんです)
エピソード1←クリック
エピソード2←クリック

ブラジル対ドイツ戦、凄い惨劇でしたね。。。

前半20分過ぎからの6分間での4点失点は、
日本のディフェンス陣よりも脆弱でした。

しかも完全に崩されての失点。

セレソンの若さゆえか?
リーダーを失った運のなさなのか?
ほとんどバイエルンというドイツの強さなのか?

など、
原因はなかなかわかりませんが、
11人が有機的に繋がるサッカーにおいて、
「立て直し」がいかに難しいかということを、
【恐怖】という形で見せつけられました。
(ベンチにいる気分で見るとホンマに怖い・・・)


「マラカナンの悲劇」を大きく凌駕する「ミネイランの惨劇」の衝撃は、
オランダ対アルゼンチン戦にさえ、大きな影響を与えていました。

【得点するチャンス】よりも【失点するリスク】を重視した試合内容。
両チームとも、先制されることで一気に崩壊することを恐れていました。

そんな展開のなかで、

「いかに少ない人数で得点できるか?」

を探っていくような展開は、
ジックリ見ると面白いゲームですが、
スピーディーで攻撃的な今大会には相応しくない準決勝でした。

何よりもブラジルのユニフォームを着たサポーターが、
あまりにも少ないことに、
ブラジル人の落ち込み具合を感じました(笑)


スナイデル、ファンペルシー、ロッベン、
ディマリア、メッシなど
「一瞬で試合を決める力」を持った選手が多いので、
ますます様子を見るような決勝になるんでしょうな。



先日、セルジオ越後氏が「ブラジル人は真面目なドイツ人があまり好きでない」とおっしゃっていたのですが、
ブラジルとアルゼンチンは歴史的な犬猿の仲。

ブラジル人がどっちを応援するのか?

そもそも、スタジアムにいるのか?(笑)


いろいろ楽しみ方はありますな・・・


決勝はアルゼンチンを応援する「(今の)マラドーナ」と似ていると自負するコーチより。

2014年7月8日火曜日

ブラジル報告会。

今週はたくさん書きますゾ。

先週、ブラジルから帰ってきたセルジオ越後さんのトークショーに行ってきました。

ゲストは賀川浩氏。

現役最年長89歳のスポーツ・ジャーナリスト、
神戸FCの創設メンバーなど、
日本サッカーに大きく貢献され殿堂入りした賀川さんは、
FIFAのサイトでも紹介されています。
(その著作を集めたサイトはコチラ

今回はセルジオさんと一緒にブラジルに行かれた賀川さん。

そんな賀川さんが登場することもあり、
会場はサッカーのオールドファンや
多くの関係者が集まっておりました。


ちょうど日本代表が予選落ちした直後。
多くのサポーターが沈んでいた時期だったせいか、
セルジオさんの辛口トークにも、
多くの方が賛同しておりました(笑)

選手・監督だけでなく、
メディアやサポーターが、
それぞれの視点で考えて発言する、
「普通の厳しさ」が必要だとおっしゃっておりました。

まだまだJリーグのレベルも低いですし、
そのレベルを上げていくための、
様々な工夫をみんなで考えていかねばなりませんな。



そんな辛口トークに対して、
長年日本サッカーを見てきた賀川さんは、
今回の代表の成績も「成長の中での繰り返し」とコメント。


日本サッカーは1929年にFIFAに加盟して以来、
失敗と成功を繰り返しながら、着実な成長を遂げているなかで、
今回の成績も次の成長に向けた「繰り返しのひとつ」ということですね。

日本サッカーに対する厳しくも温かい視線でした。




話題は優勝予想にうつります。

躍動する中南米勢か、進化する欧州勢か?

だけでなく、

ワールドカップではカトリックが強い理由

大統領制の国が強い理由

など宗教や政治などとの関係をも考えながら、、
マニアックに予想・討論しておりました(笑)



周りにはブラジルにいってらっしゃった方も多く、

「ブラジルではサッカー見るのに全く苦労しない」

と言う方が多かったこと!


ホテルのロビーはもちろん、
レストランや床屋、お店など、
あらゆるところで大きなテレビでサッカーを観ることができるので、
観光しながらサッカー観ることができる素晴らしい環境らしいです。

羨ましいかぎり・・・



久々にコアなサッカー談議を楽しみました!



まだまだ書くことが余っているコーチより。

2014年7月7日月曜日

力を出し切ったからこそ。

準決勝 ドイツvsフランス、ブラジル vs コロンビア戦は、
東京のホテルで観戦。

あまりにも眠く、
試合終了後、2時間ほど寝て、
飛行機で伊丹へ。


仁川へ戻る電車で、
既に雨が降っていました。
かなり迷いましたが、
一年生の練習を中止しました。

「やっぱ、練習すりゃよかった・・・」

と思いっきりクヨクヨしながら、
ワールドカップの録画番組を見ておりました。


夕方からはセレッソ大阪 岡野社長の講演に。

話題の多いプロサッカークラブとは言え、
世界からみれば弱小クラブ、
そんな中で生き抜くための方針と戦略を聞くことができました。

育成型クラブとして、
「世界基準の選手を育成する」ことを目的に、
様々な取り組みが評価され、
Jリーグ最優秀育成クラブを受賞しました。


具体的にどんな選手を育成したいのか?
そのためにどんなスキルが必要なのか?

そんな話を聞くことができました。

彼らのマイルストーンは2030年までに、

「トップチームの日本人選手は、
    アカデミー出身の選手のみで構成する」

というもの。

既にACLでは6人が先発になっており、
一歩一歩進んでいますな。

詳しい取り組みはコチラを。



日曜日は準決勝を2試合見て、
河川敷の練習に参加。

基礎練習の後は2対2。

基本的なものから、
徐々に応用型に展開。

ちょっとした変化ですが、

何をすればよいのか?

を考えられる選手とそうでない選手が、
ハッキリしていました。


<<16>>は相手の選択肢を考えながら、
クレバーなディフェンスをしておりました。

<<13>>はボールを持っている時に、
ドリブルとパスの選択肢を持ちながら、
落ち着いてプレーしていました。

<<6>>は最初こそ判断が遅かったのですが、
しっかり修正していました。


その後は4対4+2フリーマンでミニゲーム。

落ち着いて逆サイドを狙う

次のプレーを考えながら早めに準備する

ことを求めました。

ここでも<<6>>がいいサポートと、
予測の早いディフェンスを見せてくれました。

2年生の<<26>>の弟が、
フリーになる動き、ボールキープ、判断と、
秀逸でございました(笑)

他の選手は、
動き出すのが遅くなることが多かったのですが、
もう少し続けると上手になると思います。




練習終了後、4年生の北摂サマー宝塚予選を観戦。
ベスト8からの長尾台さんとの出場決定戦でした。

少し遅れたのですがその時は1対1。
後半勝ち越しますが、終了直前に追いつかれます。

延長戦でもチャンスあり、ピンチありと、
白熱した試合展開。

PK戦までもつれましたが、惜しくも敗退しました。

多くの選手が泣いておりました。
力を出し切ったからこそ流れる「悔し涙」なのかもしれませんね。


ブラジルに敗れた直後のハメス・ロドリゲス選手を思い出しました。



初めての北摂挑戦での惜敗は、
新たな目標が設定されたことが大きな成果ですね。


ガンバレ!4年生!


書くのをサボるといちいち長い日記になるコーチより。

2014年7月6日日曜日

ニセ・コスタリカ人

多少の忙しさと寝不足ですっかりブログが書けなくなっている、
ヘタレなワタシです。

もはや、どの試合について書けばよいかわかりませんが・・・
少しづつ・・・


恐ろしいほどの能力をもった選手が、
世界レベルの技術を身につけ、
国の威信を掛けて戦うと、
こんなに面白い試合が続くんですな。


コスタリカなど羨ましすぎて、
今からでもコスタリカ人になりたい!
と現実逃避したいほど(笑)


一方でネイマールの怪我に象徴されているように、
レフリーのレベルのバラつきが目立ちます。

ブラジル vs コロンビア戦では、
カードを出さないことが、
ファールへの抑止力を失っていました。



アルゼンチンのディ・マリアの怪我は、
開催時期や開催スケジュールの過密さを象徴しているでしょう。

ベスト4が揃って、
戦力が残るかどうかというサバイバルゲームになってきていますな。
けが人が少ないのはドイツとオランダということになるんでしょうが、
ブラジル大会の決勝には相応しくないカードですな(笑)



今日はアルゼンチン vs ベルギー、オランダ vs コスタリカを観戦。
(眠くなって当たり前だ・・・)

コスタリカ、惜しかったですね・・・


最後の最後まで走り切る姿、
ゴールを狙う貪欲さ。

ニセ・コスタリカ人としては、
泣きそうなくらいのナイス・ゲームでした。


泣きそうになりながら、
既に遅刻時間だった練習に急いだのでした。


そんな毎日を過ごしております・・・
土日の話はまた明日。


コスタリカのことを調べていたら大自然の豊かな国と知って行きたくなったコーチより。
(コスタリカって地球上の生物種の5%もいるんですって)
(コレもワールドカップの楽しみやね)