『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2019年5月14日火曜日

見ろ!と言いながらも・・・

先週土曜日は練習をサボって、宮城県へ。
サッカー経験のない子ども達と一緒に、
ブラインドサッカーを体験。
仙台のコルジャ仙台の選手の方々にご指導いただきました。

ブラインドサッカーは、
転がると音の鳴るサッカーボールを使って、
細かいボールタッチで相手を抜いて、
ゴール裏のコーラーと呼ばれる人の情報を使って、
フットサルのゴールを狙う、
全盲の方も目が見える方も楽しめるサッカー。
(オリンピックやワールドカップは全盲の方のみらしいですが)

以前ブラジル代表のリカウド・アウベス選手を紹介する
NHKの番組から興味を持っておりました。




早速アイマスクをつけて体験。
当たり前ですが全く見えません。
ボールを転がしてもらいますが、
連続する音に対応できず、
全くトラップ出来ません。

2回目。
今度はバウンドしたボール。
バウンドするボールの音が点になり、
ボールの場所がややクリアになり、
足にボールが当たります。

目と耳の情報の違いが明確に。

10分もすると、
耳が研ぎ澄まされてきて、
ボールの位置が段々と分かってきます。

ドリブルも慣れてきます。
ボールと足が離れても、
タッチの感覚でどこにあるかわかるので、
蹴ることも出来始めます。

結局見えなくても、
音さえなれば、ボールコントロールできるんですな。


中には暗闇を嫌がる子どももいましたが、
スイスイと走ってボールを蹴る子もいます。

大人のワタシより順応性が高い!


半日という短い時間でしたが、
サッカーのプレーは感覚であるということを、
再認識できました。

見えるところだけでプレーするのではなく、
見えない相手や味方も気配で感じていく。

見える味方と相手を認識しながら、
見えない所を感じながらプレーする。

言葉で書くと難しいのですが、
翌日の交流試合で見せてくれた、
<13>のゴールなどは、
そんな感覚で生まれた感じがしました。

中央からゆっくりと周りを見ながら右に流れていき、
右サイドにいた<5>(だったかな?)にパスを出そうとしながら、
ゴールに向かいながらのシュート。

なるほど・・・と感じながら、
彼女の高いポテンシャルとチャレンジ精神の旺盛さを感じたプレーでした。


日曜日に大量のアイマスクを買おうかと思いましたが叶わず、
帽子を使って練習(笑)

当然ながらうまくいきませんでした(笑)


日々是実験です(笑)


宮城の子ども達にも外国人に間違われたコーチより。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

本当の出身はどこ???笑

がちゃぴんより

Duke13 さんのコメント...

がちゃぴんさんへ

コメントありがとうございます。
知ってるクセに〜(笑)
どこの国にもいるらしいです。

そんなこと書き込んでるヒマがあったら、
頑張りなはれ!!

匿名 さんのコメント...

やっぱり出身不明でしたか 笑

たまには息抜きヒツヨーよヾ(๑╹◡╹)ノ"

がちゃぴんより