『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2021年4月11日日曜日

自由自在

今朝はクラシコを観戦しながら書いております。

土曜日は5年生の選抜選考会にチーム担当として参加。

ワタシの担当チームには仁川の選手はおらず、
これはこれでやりやすい。

開始初戦ということもあり
アイスブレーキング、ボールタッチ、キックの練習を
テンポよくスピーディにしたのですが、
選抜選考会に参加するだけあって、
コミュ力の高い選手が多く、
アッという間に名前を覚えあいます。
(まぁそれに比べておじいちゃんのワタシは覚えないこと)

1、2試合目はフォーメーション決めて、
前と後ろを順番にやってもらいます。
右か左かは勝手にお任せ。

3試合目を前に合格の自信を聞きます。
1、2名ほど手を挙げます。
最終試合の重要さを説きながら、
フォーメーションどうしよ?と質問。

ある選手が「自由!」と意見。
フォーメーションを決めずに、
自由に動こうという提案です。

攻められるやん・・・
でも最後の試合やん・・・
フォーメーション決めて自由にしたらエエやん・・・

2時間前まで知らない間柄だった選手達が、
なかなか深い議論をしておりました。
スポーツのチカラですな。

いろいろ話し合って、
最後は多数決で「自由」に決定。

自由とはいえ、何となく2−3−2になっていましたが(笑)、
自然とポジションチェンジをしながら、
自分のチカラを攻撃や守備に出し切るような試合内容。
汗びっしょりで帰ってきました。

終了後にある選手が「自由!」と
ニッコリ笑って合格を報告してくれました。

合否はそれぞれでしたが、
学ぶところもあり、
いい出会いでした。


仁川の選手達は、
絶対に合格してやる!という姿勢と工夫を感じませんでした。

ポジションにこだわりすぎて、
選考会という状況に合わせたプレーができていませんでした。
(<5>がマシでしたが)

今回は全員合格しましたが、
あのメンタリティと知力では北摂は無理ですな。


クラシコを見なさい。
クラシコを。

お互い好調なうえに、
リーグ優勝を占う一戦。

マドリーは、
フォーメーションが状況によってどんどん可変するも、
プレスの掛け度合い、ディフェンスのブロックの位置、
バルサに幅を使わせないポジショニングなど戦略は明確です。

バルベルデがしっかり戻ることで、
バルサのアルバが攻撃できません。

マドリーは終盤一気にメンバーを変えますが、
チームの意思は変わりません。
(よぉ変えたな・・・ジダンの見事なマネジメントです)

メッシ、ベドリ、モドリッチ、ビニシウス、ベンゼマ・・・
とにかく1対1が激しい。

さらに雨も激しい(笑)
最悪のコンディションでも、
カラダとアタマをフルに使っての激しいゲーム。

一緒にサッカー観ながら、
話をしたい試合でした。
(合宿とかあればいいんですけどね)

仁川小での紅白戦は、
今回選考会に参加できなかった<14>が激しいプレー。
合格したことなど喜んでいられない、いいゲームでした。




クラシコ観終わったら途端に眠くなったコーチより。



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