『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2021年8月20日金曜日

日本代表は誰のもの???

来週からスタートするワールドカップ最終予選。

最終予選は何度かスタジアムで観戦したことがあるのですが、
選手だけでなく、サポーターを巻き込んだその緊張感は、
通常の代表戦とは全く違って、
殺気さえ感じるほどの独特の雰囲気です。

昨日、その最終予選の放映権をDAZNが獲得したというニュースが。

少なくともアウェーの試合は、
DAZNの配信のみという話。

ワールドカップ決定の試合がアウェーであれば、
DAZNに加入していない日本のサッカーファミリーは、
観戦できないということになります。

当たり前ですが、日本代表って、
日本サッカー協会に登録している選手で選んだ「日本最強のチーム」

現在の所属先だけでなく、
各年代で所属したチームと関係者(保護者やコーチ)の結晶です。

その選手が切磋琢磨するために、
ライバルチームや選手のお陰でもあるし、
選抜などで各地で支援してくれた地域協会や指導者のお陰でもあります。

そんな日本代表の試合が、お金を払わないと視聴できない。。。



日本代表って、誰のもの?




サッカー協会に登録しているチーム、選手、コーチ、
それらを支えている親御さんや家族、地域の方々のものではないのか?

そんな公共性の高い日本代表の試合を、
DAZNにお金を払わないと見ることができない。

こりゃ、おかしくないか?

ワタシはDAZNに入っているので、
見ることができますが、
どうも違和感があるんです。


日本サッカー協会は「公益財団法人」


公共性があるがゆえに、
グランド確保など優遇されているところがあるはず。

でも日本代表の試合は、
公共性ではなく、経済性を優先???

イングランドでは、
公共性の高い代表戦やビッグマッチは、
全ての国民が観戦できるようにせねばならないという法律さえあります(驚)


まぁまぁワールドカップ最終予選は、
日本サッカー協会が放映権を持っておらず、
アジアサッカー連盟が持っているので、
なかなか難しいのでしょうが、
少なくとも育成世代が無料で観戦できる仕組みをお願いするなど、
もっと強くAFCに要求してもよいと思います。

この辺は都道府県サッカー協会や地域のサッカー協会も、
もっともっと声を上げるべきでは?と感じます。


ホームは地上波もあるようです。
この辺は日本サッカー協会の働きかけもあったのかもですね。


ワールドカップ出場が決まる試合を、
育成世代が見ることができない可能性があるというのは、
日本サッカーの発展を阻害するのでは?と危惧しています。


なんとかしてくれ!
もっとがんばれ!日本サッカー協会!!

コロナで学校が休校になった昨年、
小中学生は無料で視聴できるようにしたら?とDAZNにメールしたのですが、
これを機にDAZNももっと考えて欲しい!!



なんて書きながらDAZNの動画を埋め込むコーチより。

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