今年度の最優秀選手「FIFAバロンドール」の候補選手が発表になりました。
これまでの個人タイトルとして、
世界の監督と主将が選ぶ「FIFA最優秀選手」と、
サッカー記者が選ぶ「バロンドール」があったのですが、
今年から「FIFAバロンドール」として1つの個人タイトルとなりました。
今回はその【第一号受賞者】の候補者です。(←クリック)
ちまたでは、バルセロナのシャビやイニエスタだは?なんて言われています。
個人的にはスナイデルがスゴかったと思うのですが、インパクトが薄いですな。。。
最有力候補のシャビ。
こないだ日経新聞の夕刊に【バルサ学校の教え】というコラムがあり、
彼のエピソードが紹介されていました。
引用すると・・・
リーガ・エスパニョーラ(スペインリーグ)のバルセロナでプレーしたことのあるMFフレブ(バーミンガム)が昨季、身を寄せたシュツットガルトでチームメートにこんな話を聞かせた。
「バルサが欧州チャンピオンズリーグで優勝したとき、ドイツ車が選手にふるまわれることになったんだ。モデルを自由に選べると聞き、僕は最高級のタイプをお願いした。そしたら同僚のシャビがとがめるんだよ。もっと小さな車でいいじゃないか、タダでもらえるのだから欲張ってはいけないよって」
ぜいたくに慣れたフレブも、やがて悟った。バルサ生え抜きの選手は「謙虚」なのだ、と。この言葉がこれほど当てはまるクラブは、ほかにあるまい。バルサとは、なにより選手の考え方を鍛えるクラブなのである。 (10/21 日経新聞夕刊)
バルセロナのカンテラ(下部組織)において、
最高の選手=自らのプレーで同僚の成長を手助けする。
偉大な選手=自分がチームの一員であるのをつねに忘れない
ということらしいです。
上手くなろうが、そうでなかろうが、
調子が良かろうが、悪かろうが、
いつもエレガントにプレーし、
エレガントに振舞う。
「全ての選手がプロになるわけでない」という前提に立ち、
「人間としての考え方」を鍛える。。。
いやはや圧倒されるクラブですね。
当然ながらバルサのセレクションで最も注目される要素は「人間性」です。
続いて「判断力」、最後に「サッカーのセンス」だそうです。
シャビは仮に栄えある【FIFAバロンドール第一号】に選ばれたとしても、
何も変わらずに、
趣味である「キノコ狩り」 (by グアルディオラ監督)に出掛けるんでしょうね。
今週末は台風で雨でしょうか・・・
2日間とも中止になりそうな雰囲気です。
31日の一中の決勝を前に、
<<24>>は骨折したとのこと。
(手の骨折なら出場できるぞ(笑) ウソです。)
【自分ができること】をしっかり果たしてください。
1999年ワールドユース大会の決勝 日本対スペイン
日本の【黄金世代】をコテンパンにしたシャビです。
↓
どうせなら平日に台風が来てほしいコーチより。
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