『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2011年2月18日金曜日

とらぬ狸

今日は東京に来ています。
行き帰りの間、
久々にサッカーマガジンを読んでおりました。
(支部長!拝見いたしました!)


今週のサッカーマガジン。

開幕に向けて準備するJ1J2の
開幕フォーメーションを紹介しておりました。

それとは関係ないのですが、
気になった記事がありました。
日本サッカー協会の原博美 技術委員長のインタビューでした。

昨年の日本代表監督を決めるための、
様々な人との交渉の裏側に関する記事でした。

文化や習慣・考え方が異なる外国人との交渉は、
大変です。

交渉が上手くいっていても、
「他の国からオファーが来た」という、
ホントかウソかわからないような駆け引き。

海千山千の海外の代理人相手に、
できるだけ少人数で臨んだ原さんの苦労が綴られています。

ツイッターでは「@iijikantai」(いい時間帯)という、
ユニークなアカウント名でつぶやかれている原氏。

そのつぶやきや、
サッカー中継の解説などから素晴らしい人柄がうかがえます。

そんな彼の実直かつ粘り強い交渉が、
アジアカップ優勝をもたらしたと言えるかもしれませんね。


昨日の夜、
岡崎選手がFIFAの裁定により、
ブンデスリーガの試合に出場できることになりました。

清水とシュツットガルトの契約期間がかぶっていて、
「2重契約」による移籍金の発生でトラブルになっているとのことですが、
明らかに【丁寧な契約交渉】がなされてないことに、
清水側が怒っているという感じがします。

代理人がいる限り、
岡崎選手には非はないでしょうし、
むしろ彼は被害者だと思います。



日本代表のスタメンのほとんどが【海外組】になったり、
まだ高校生の宮市選手がJリーグを飛び越えて、
ヨーロッパの有名クラブに入ったりという日本サッカーの急激な変化に、
【ルール】がついてきていない感じがしますね。


ヨーロッパでは選手が移籍すれば、
その選手が所属していた12歳からのクラブ全てに、
【育成のお礼】というようなお金が支払われることがあるそうです。

岡崎選手が移籍すると、
宝塚JFCさんにお金が入るということです。

それだけヨーロッパでは【育成の価値】を認めているってことです。

日本ではそんなシステムはありません。
でも、それは「Jチームの経営安定」を第一に考えていたからで、
「ヨチヨチ歩きの日本サッカー」では仕方のないことでした。

だんだんと日本サッカーの変化に合わせて、
ルールやシステムを変えていかなければということですね。



日本という国が苦手なことのような気がしますが(笑)




明日は6年生の【最後の市内大会】ですな。
観戦できるかどうか微妙なんですが、
結果をおそれず、
悔いのないように自分の力を出し切って欲しいですね。

ガンバレ!6年生!


ヨーロッパのビッグクラブからお金が支払われたら、
どう使うのか気になる皮算用コーチより。

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