『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2021年3月1日月曜日

立ち向かえ!なでしこ!

土曜日は4A大会。
初戦は長尾さんということで、
彼らとの距離感を測るいい組み合わせでした。

結果は0−7でチンチンにやられました(笑)
前半は完全に怯んでおりました。
後半は多少気持ちを立て直したものの、
ココロを見事に崩されました(笑)

負けられないと思うチームと
ほんわか勝ちたいと思うチームの差ですな。
それは技術とか戦術とかでは永遠に縮まらない差。

その後に交流試合もおこないましたが、
まぁ見るも無惨な「お利口さんなサッカー」でございました。

コーチに言われたことをやればいいと思ってるし、
レギュラーは安泰だとも思っているし、
どう成長すべきかも考えてもいやしない。

急遽、練習を花屋敷でやりつつ、
一人一人面談を決行しました。

いつもとは異なり、穏やかに話をしながらも、
ツッコミはいつも以上に厳しく(笑)

涙を浮かべるメンバーも複数名。。。



なんて話をした翌日は、
女子大会に帯同。

長尾台さんの卒業カップ。
4年生の<4><9><13>が、
体格差のある6年生にチャレンジしておりました。

体格の良い<4>はまだフィジカルで勝負になりますが、
ただでさえ小さい<9>や<13>は話になりません。

が、二人はひたすらにチャレンジ。

とくに<9>は大きな相手からボールを奪い、
いつもは簡単にコケるところを、
耐えながらドリブルで相手を騙し、
小さなチャンスでゴールを狙っておりました。

<13>は相変わらず「お利口なプレー」を続けておりましたが、
途中からポジション関係なく、攻撃的なプレーを見せ、
自分を成長させるためのチャレンジを結果に関係なく続けておりました。

「ええプレーやったぞ」と話をしても、
二人とも自分自身が感じる結果に満足していないので、
ワタシの評価など届きはしません。

自ら成長するエンジンに火が着いた瞬間。


ちなみに<4>は最終試合で、
素晴らしいアシストを見せていました。
速いパスにも綺麗なトラップで対応、
そのせいでゆっくり周りを見て、
冷静で確実なプレーをできていました。
Oコーチの練習の成果を感じました。
(まぁ試合前に眠い、眠いとおっしゃっておりましたが)


女子選手はいつもとは違うメンバーで集まって、
いつもと異なる刺激を受けることで、
いつもと違うモチベーションを作りながら、
自身が変化できるんでしょうね。


なんか男子でもできそうな気がしています。
「同じポジションが集まった大会」とか
「背の小さな選手ばかり集まった大会」とか
「左利きばかりの大会」とか。。。

セノビックカップとかやりたいわぁ〜。。。

誰も知らないメンバーで、どう戦い、どうコミュニケーションしていくかとか、
2学年上の相手に必死に食らいつく試合とか、
男子はなかなか経験できない。

環境が整っていない女子選手はたくましくなり、
環境が整う男子選手は大人の配慮で弱体化していく・・・。

これこそがポジティブにジェンダーを考えるきっかけになるのでは?と
感じた日曜日となりました。

⇩メッシのシンプルなプレーが3・4年生に参考になりますよ。

セビージャのCBの選手がいいですな。

日曜日はレフリーで走ってはパンを食べていた意味のないコーチより。

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