『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2017年10月13日金曜日

ゾーン!

日曜日。

全日北摂予選2次リーグが午後になったため、
4年生の交流試合に参加しました。

相手は芦屋の宮川さん。

初戦などはサイドにタメを作りながら、
中央突破するシーンが多く見られました。

前掛かりになることで、
カウンターで失点することも多く、
課題を残しました。

その後の試合でもチャンスを作っていましたが、
決定力が不足していて、
結局苦戦しておりました。

なかなかポジションが固まらず、
戦略そのものが揺らいでおります(笑)




途中6年生の試合結果が入ってきます。
初戦のスコアは明らかに完敗。。。

しばらくして「2-1で勝った!!」という声が!

5年生のK君のお母さんの声だったので、
6年生の2戦目は勝利か!と思いましたが、
ルヴァンカップの大阪ダービーの結果だったのでした(笑)


全ての試合が終わり、
ガチャピンさんにも片付けを手伝ってもらい、
モヤモヤしながら花屋敷へ急ぎます。



花屋敷に向かうと、
ヒンヤリ、肌寒くなってきます。



6年生の試合は既に始まっていました。
時間的には前半かなと思いましたが、
既に後半で1-4で3点ビハインド。

にも関わらず、
攻め込んでおります。

2-3-2のフォーメーションでしたので、
一人一人が頭で予測して、運動量を多くして、
自分のスペースに来たボールを、
保持しようとしておりました。

コーナーからHA君がヘッドで決めて2-4。
「あれ~、追いつくんちゃうんか・・・」と感じ、
隣りにいらっしゃった保護者の方、Sさん(匿名)に、
「同点になったら、どうなるんですか?」と質問。

「しっ、知りません!」

「・・・」

興奮してわからなかったのか、
今気づいたのかわかりませんが、
その隣にいらっしゃった保護者の方に、
同点なら得失点差で勝ち抜けと聞いたのでした。




右サイドを抜けたMID君が、
シュートを打つかな・・・と思うような角度から、
低く速いクロス。

入り込んでいたRY君が滑り込みながら、
つま先で角度を変えてゴールに入ります。
これで3-4。


ここからはピッチにいた全員が、
完全に「ゾーン」に入っておりました。

それぞれがどう動くかを感じながら、
自分のプレーでは相手に負けずに、
生き物のようにゴールに襲い掛かります。

同点になるのは時間の問題でしたが、
ただ時間との闘いでした。

MID君が強引に押し込み、同点。


「こりゃ同点に追いつきそう」と強気だったワタシも、
同点になったら「追いつかれそう」と弱気に。


同点まで押されっぱなしだった相手も、
同点から気持ちが全面に出てきます。

全員が力を振り絞って守りきり、
決勝トーナメントへの切符を掴みました。


技術だけでは語れない、98-99シーズンのCL決勝、
カンプノウの奇跡を彷彿させる、なかなかのゲームでした。

一中のH先生も観戦・応援しておりました。


おいおい、明日はどっちの試合に・・・と、
ちょっぴり迷いましたが、
来週のことを考えると、そんなこと言ってられない状況なのでした(笑)

まったく・・・。

UCLグループリーグ2節 ゴール集。




実験失敗ばかりのダメ博士コーチより。

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