『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2012年9月5日水曜日

続編・夏休みの宿題

先週の土曜日、
「楽譜を覚えるという音楽の宿題をまだしていない」という理由で、
練習を休んだ某選手。

夏休み最終日となる日曜日の朝、彼から電話がかかってきました。

前日に「必死で覚えて日曜日の練習には参加する」と約束したせいか、
この日も涙声でした。


「やっぱり覚えられなかったので今日の練習も休みます」

「練習休んでたっぷり時間があったのに覚えられへんやったんか」

「ハイ・・・・(涙)」


落ち込んではいる様子。。。


「そんなに難しいんか?」

「ウ~ン・・・ハイ・・・(涙)」

「一回どのくらい覚えたか、歌ってみろよ」

「エッ(驚)・・・ア~・・・ハイ・・・(涙)」


驚きながらも歌おうとするところが、
この選手のユニークなところです。


「じゃぁいくゾ。サンハイ!」
(サンハイって掛け声は何なんでしょうかね)

「ミ~ソ~ミ~・・・」


電話口で必死に歌う彼。
残念ながら5秒ほどで詰まってしまいます。


「たったそんだけしか覚えてへんのか?」

「あ~・・・ハイ・・・(涙)」

「何やそれ・・・もっと覚えてるかと思ったわ」

「もう一回歌ってみろよ」

「あ~・・・ハイ・・・」

「サンハイ!」

「ミ~ソ~ミ~・・・」


今度はなかなか好調です。
30秒ほど歌っているところで、
ワタシが言いました。


「おい、ちょっと待て、おまえ楽譜見ながら歌ってへんか?」


彼は黙った後に答えました。



「(沈黙)・・・見てました(涙)・・・」



そんなん意味ないやん・・・と思いながら、
ワタシは笑うしかありませんでした。。。


「もうエエから、明日は学校なんやからしっかり覚えろよ・・・」

「・・・ハイ・・・」


そんな電話をした後に、
集まった他の選手に聞くと、
一人も楽譜を覚えておりませんでした。。。

どっちが真面目なのかは、もはやわかりませんが、
彼がユニークであることは改めてよくわかりました(笑)

そんなユニークな性格が、
プレーにも出ていますし、
チーム内でも役目を果たしているので、
助かってはおります。


夏休み最後の練習が終わり、
夕方にでも電話して再テストをしようかと思いましたが、
足がガクガクで電話できなかったのでした・・・


お~い!しっかり覚えたか?



最近の宿題は難しいなぁと感じたコーチより。

2 件のコメント:

midu_you さんのコメント...

久しぶりにコメント投稿します。


今月1日深夜(夏休み最終日になろうとする頃)、
我が家では一中1年の息子が、
宿題の読書感想文を必死で書いておりました。
同時に、理科の自由研究の実験もしており・・。
聞いてみると、人権作文という宿題もあり、
400字詰め原稿用紙3枚書かないといけないところ、
1枚しか書けていないとのこと。
なんで最終日までこんなに宿題残して、
今まで余裕カマしてられたのか不思議で仕方がない。

あらためて、宿題がどれだけあったのか尋ねると、
なんと宿題の詳細が書かれた
10ページ位の冊子を渡されました。

主要科目の定番のワーク系以外の宿題が多いのにビックリしました。
技術家庭(サニーレタス栽培の観察レポート)、
書写(4~5文字の漢字熟語の毛筆)、
人権ポスター、人権作文etc.

私に似て、作文が大の苦手である彼は、
特にレポート、作文が多くて悪戦苦闘しておりました。

結局、始業式当日、人権作文は出来上がらず、
1枚書けた分だけ提出しようとしたら、
先生に「実力テスト最終日までに、3枚書いてから出せ。」と
至極当然のことを言われたとのこと。

我々の子供の頃って、
こんなに宿題多かったような記憶がないんですけど。
小中学校時代の夏休みの宿題って、
ほとんど7月中に終わらせて、
レポート、自由研究なども8月上旬には終わって、
日記とかだけ毎日って感じで、楽だった。

今の学校の宿題ってこれぐらいの量が普通なんですかね?
ま、でもやり様によって、
いくらでも早く終わらせそうな気もしますが・・・。


話しは全然変わりますが、
遅ればせながら最近、
宮本恒靖氏の「宮本式・ワンランク上のサッカー観戦術」を読みました。

とてもわかりやすい表現で、
サッカーを面白く観るためのポイントが書かれていました。
特に、「ピッチを4つのゾーンに分けて観る」という部分の話が興味深かったです。

宮本氏はFIFAマスターを今月から受講しますが、
プレーヤーとして非常に賢い(頭を使った)選手だった彼が、
FIFA大学院でサッカーをもっと様々な角度から学んで、
今後サッカー界にどのように関わってくれるのかとても楽しみです。

Duke13 さんのコメント...

midu_youさんへ

コメントありがとうございます!
小学生の時の宿題はよく覚えています。
自由研究は新聞紙から紙粘土を作り九州の立体地図を作りました。
(九州出身なもんで)
苦労した割に褒められなかったので、
翌年も同じものをそのまま持って行きました。
何もしてないのに褒められたので、
何だか悪いなぁ〜と児童ながら感じたことを覚えてます。

中学は覚えてませんね。
苦労した憶えもありませんな。

確か宝塚ジュニアさんは、
7月中に終わらせないといけなかったはずです。
私も以前はそうしてました。

とはいえ、ウチの愚息は宿題してないと思います。
10年後が楽しみでなりません(笑)