『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2010年9月22日水曜日

岡ちゃんスマン・・・

祝日の月曜日は試合でしたが、
お休みをして こんなイベントに参加してきました。

今日はワールドカップで日本中を沸かせた岡田監督のお話を聞きに行きました。

いろんな面白いお話を聞くことができました。
2つほど紹介します。


「勝負運は細部に宿る」

彼は「運は誰にでもある。運をつかみ損ねるな!」
おっしゃっていました。

その運をつかむためには
より細かいところに「こだわり」を持ち、
ギリギリのところで「頑張り続ける」。


そうやって細かいに「こだわり」「頑張り続ける」と、
神様は最後にはご褒美をくれる ということです。

少なくとも岡田監督の今までの人生はそうだったし、
このワールドカップもそうだったそうです(笑)

あまり選手とお酒を飲まない岡田監督。
大会後に長谷部選手とはお酒を飲んだそうです。
選手起用や戦術などの話を聞いていた長谷部選手。

でも「最後は神様がご褒美をくれるということだ」と話したら、
そんな戦略だったことに、
長谷部選手はかなり呆れていたらしいです(笑)




「選手に考えさせてはいけない」

この日の話で一番興味を持った言葉です。
岡田監督の目指すサッカーは「シンプルにパスを回す」です。

この「シンプル」が難しい・・・
なにも「ドリブルをするな」とは言っていない・・・


この判断は「イチイチ考えるものではない」ということです。

練習では「考え」させ、
試合は無心でプレーする。


最近では「ゾーン」(無心)といわれる状態でプレーすることが、
理想だということです。



判断力を求める日本の育成サッカーですが、
ブラジルなどを見ていると非常に「直感的」です。
とても「判断」しているようには思えない・・・


最近、ワタシも感じていたことでした。

「あまり考える必要のないサッカー」
というのができないもんかな・・・と。


最近読んだ「ある本」にヒントを感じていたところでした。




このイベントで、
岡田監督と直接お話できる機会に恵まれました。

その本の話など、
最近考えるサッカー論を思いっきりブツけてみました。
面倒くさがらずに丁寧にご意見をいただきました。

8人制への疑問などもブツけました。
協会の理事として「言っておく」とおっしゃっていました。

ついでに「スイマセンでした」と、
W杯前の4連敗中のTVの前での無礼を詫びました(笑)
もちろん「でも楽しかったです」とも付け加えました。
「謝ってもらう必要はない!!オレは楽しくなかった!!」
おっしゃっておりました(笑)

本当に真摯で楽しいオジサンでした。

「農業したい」という一言に反応して、
全国から「農業へのオファー」が殺到しているとのこと(笑)
まだまだそんなヒマはなさそうです。


このイベントには兵庫県の多くのサッカー関係者・スポーツ関係者が来ていました。
いろんなお話をしたり聞いたりと、
本当に有意義な一日でした。



岡田監督のお話も含めて、
「耳の痛い話」もたくさんあり、
とても勉強になりましたし、
改めてサッカーの楽しさを感じました。


早く練習をしたくなりました(笑)


まだまだ「くだらないオモロイ話」を聞いたコーチより。

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