『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2012年11月16日金曜日

あまり問題になっていないのですが・・・

フットサル日本代表が敗れた日。
 U19日本代表は、
アジア選手権でイラクに1-2で敗れ、
来年開催されるU20ワールドカップの出場権を失いました。

これで3大会連続の不出場。
世界における日本サッカーのレベルを考えると、
この世代だけ3大会連続の不出場というのは異常事態です。
(これがA代表だったらサッカー人気は終了です)

ある記事によるとAFC関係者が、
 「あらゆるカテゴリーを通じて、こんなにつまらない日本チームを見たことがない」
と語ったほど酷いプレーらしいです。


サッカー協会サイトに出ていたキャプテン遠藤選手(ベルマーレ)のコメントです。

この大会を通じて、相手の球際の強さや、フィジカルの強さ、勝利への執着心を改めて痛感しました。
これは Jリーグではなかなか経験できるものではないと思います。
各選手がクラブに戻ってからこの大会で得た経験を
ムダにすることなく取り組んで行かなくては行けないと思います。
絶対に無駄にしてはいけないことだと思います。


「相手の球際の強さ」「フィジカルの強さ」「勝利への執着心」

もう10年以上聞く感想です。
さらに、それをJの試合では経験できないという衝撃。

誤解のないように書きますが、
ワタシは遠藤選手のコメントに怒っているのではありません。

Jリーグで多くの試合を経験し(このメンバーの中では多い方)、
必死にU19アジア選手権を戦った彼のコメントは、
「素直な感想」で「貴重な意見」だと思います。

そんな感想が出続ける状態を、
10年以上放置する協会やJリーグの問題です。

今回のメンバーのほとんどは「プロ選手」です。
これはJリーグができた「成果」です。
ただ、試合に出ている選手は非常に少ない。
中には「昨年の出場試合ゼロ」という選手もいます。

出場しない選手を代表に選ぶというのは、
かなり至難なことです。
(どうやって選ぶんだ・・・)



前回大会の時のブログにも書きましたが、
ワタシは「選手選考」に問題があるのでは?と思っています。


さらに「プロ1・2年目選手の出場機会の増加」が急務です。


新潟や岡山などは別チームを作り、
関西では大学とJの交流など、
独自の取り組みで若手の試合経験を積ませているチーム・エリアはありますが、
日本全体での取り組みが必要です。

さらに「この世代の代表監督を経験豊かな外国人にする」というのはどうでしょう?

U17あたりから、
プロ意識の高い選手を養成するプログラムを徹底的に実施していく。
そのディレクションを経験豊かな外国人でおこなう。

これまでトルシエ監督のみが外国人のはずです。
この世代にお金を掛けることは、
日本サッカーにとっての投資のようなものだと思うのですが・・・


ワタシなんぞが考える前に、
いろいろ考えられているんでしょうが、
いち早く手を打って欲しいもんですね。。。


そんなことよりも作戦考えなきゃと思っているコーチより。

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